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抗うつ薬と抗不安薬の違い

抗うつ薬と抗不安薬の違い
パニック障害 うつ病 自律神経失調症

抗うつ薬と抗不安薬の違い

パニック障害の薬物療法で使用されるのは、抗うつ薬と抗不安薬の2種類があります。

一般的には、抗うつ薬を使いながら、発作が起きた時などに、一時的に抗不安薬を使用します。

抗うつ薬と抗不安薬の違い

抗うつ薬

抗うつ薬は、抗不安薬に比べて副作用が少ないと言われています。

食欲不振や下痢等の胃腸症状が出ることがあります。

副作用が少ない代わりに、効果が出るまでに時間がかかります。

抗うつ薬には、SSRI、SNRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、三環係、その他などが挙げられます。

抗うつ薬

抗不安薬

抗不安薬は、いわゆる「精神安定剤」と呼ばれるものです。

抗うつ剤と比べると強い薬で、即効性があるぶん、副作用も強く、耐性、依存性、離脱症状が問題になります。

耐性とは、使用しているうちに薬が効かなくなる現象です。

薬がきかなくなってきた分、徐々に薬の量を増やして効果を維持しなければなりません。

脱薬すると禁断症状が出るケースが多く、今まで薬で抑えていた症状が強く表れてしまうことがあります。

抗うつ薬に比べると、即効性が高く、依存性も高いので、人気があります。

抗不安薬には、ベンゾジアゼピン系、セロトニン作動性抗不安薬などの種類があります。


→パニック障害に使用される主な薬物
抗うつ薬・抗不安薬(精神安定剤)の種類と商品名



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自律神経失調症 ストレス解消法

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パニック障害

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参考文献

薬なし、自分で治すパニック障害
(著)森下 克也
KADOKAWA
2014年03月27日発行

復職後再発率ゼロの心療内科の先生に「薬に頼らず、うつを治す方法」を聞いてみました
(著)亀廣 聡, 夏川 立也
日本実業出版社
2020年06月11日発行

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抗不安剤と抗うつ剤
みなともクリニック

関連外部リンク

Antidepressants, Antianxiety Medicationsand Antipsychotics
The Ohio State University Wexner Medical Center

Medicines for anxiety
Healthdirect

Antidepressants: Selecting one that's right for you Print
Mayo Foundation for Medical Education and Research (MFMER).