食道相の障害
英語
Disorder of the esophageal phase
もくじ
執筆者
炎症
急性食道炎
食道粘膜が損傷されて嚥下痛をきたします。
慢性食道炎
慢性食道炎の大部分は逆流性食道炎です。逆流性食道炎では30 %程度の例が嚥下障害を訴えるとされています。
神経筋疾患
アカラシア
アカラシアの原因は不明です。
筋間神経叢の神経細胞の障害による食道の運動異常です。
アカラシア
びまん性食道痙攣症
嚥下時に正常な蠕動運動が起こらないため、食物が食道内で停滞します。
内腔の狭窄
良性腫瘍
食道癌など
その他
先天性食道狭窄
先天性の線維性の食道狭窄で、子供が固形食を食食べるようになって初めて飲み込みの障害に気づくことがあります。
奇形性嚥下困難症
右鎖骨下動脈や大動脈の奇形により食道が圧迫・狭窄される状態です。
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参考文献
言語聴覚士のための摂食・嚥下障害学
倉智 雅子(編著)
医歯薬出版
2013/9/20 発売
嚥下障害 関連外部リンク
嚥下困難(えんげこんなん)とは
Balance Co. Ltd.
関連外部リンク
Dysphagia - PMC
National Library of Medicine
Dysphagia
Cedars-Sinai.
Clinical disorders of oral, pharyngeal and esophageal motility
Springer Nature.