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嚥下障害

嚥下障害

英語

Dysphagia

もくじ

・嚥下障害 とは

・嚥下障害の部位

・嚥下困難の原因

・誤嚥(誤嚥性肺炎)をよく起こす人

執筆者

井出井出 貴之(鍼灸師)プロフィール

嚥下障害 とは

コロナの後遺症で飲み込みにくいと感じる方が増えているようです。

風邪をひいたり、ノドが痛いとき、嚥下(えんげ)困難なことがあります。

長期間「飲み込みにくい」、「飲み込みづらい」、「飲み込みに違和感がある」、場合、嚥下困難、嚥下障害が疑われます。

嚥下困難、嚥下障害とは、嚥下した時に、ロ腔、咽頭、食道を食物がスムーズに通過しない状態のことです。

嚥下障害 とは

嚥下障害の部位

嚥下は第一相(ロ腔相) と第二相(咽頭相) と第三相(食道相)に分けられます。

それぞれの相の異常で嚥下困難が起こります。

嚥下障害の部位

嚥下困難の原因

①炎症

②神経筋疾患

③内腔の狭窄

④その他

嚥下困難の原因

誤嚥(誤嚥性肺炎)をよく起こす人

誤嚥をして誤嚥性肺炎をよく起こすひとは、嚥下の第ニ相(咽頭相)に障害のあることが多く、神経筋疾患や耳鼻科疾患を疑います。

誤嚥(誤嚥性肺炎)をよく起こす人

嚥下障害の鍼灸、整体、マッサージ

臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:

脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ)、中脘(ちゅうかん)、気舎(きしゃ)、厲兌(れいだ)など。

※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。

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参考文献

摂食嚥下障害学 第2版
藤田 郁代 (監修) 椎名 英貴 (編集) 倉智 雅子 (編集)
医学書院
2021/3/8 発売

関連外部リンク

嚥下障害とは?
FRANCEBED

What Is Dysphagia (Difficulty Swallowing)?
National Institutes of Health

Dysphagia (swallowing problems)
NHS inform