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陰交(いんこう) |

生殖と陰の交わり・統合の象徴。
「内なる自己」と向き合うすべての人に役立つツボ。
英語
Conception Vessel(CV)7
Yin Jiao(Yin Intersection)
陰交(いんこう)
奇経 任脈7
The Ren Meridian (Ren)
陰交
いんこう
inko
取穴部位
神闕(へそ)の下1寸(指約2本分)・正中線上。
へその真下にあり、生命エネルギーの“統合”の場所とされる。
筋肉
白線(腹直筋腱膜の正中線)
運動神経
―
知覚神経
肋間神経前皮枝
血管
浅腹壁動脈、下腹壁動脈
主治
- 月経不順・無月経・子宮の不調
- 下腹部の冷え・違和感
- 生殖機能の調整・妊活サポート
- 泌尿器系の弱さ(頻尿・排尿障害)
- 氣血の巡りが悪いことによる疲れ・重だるさ
名前の由来(オリジナル解釈)
「陰交」とは、“陰”が“交わる”場所を意味する。 陰とは、女性性・内なるもの・静・潜在エネルギーを象徴し、ここは**陰の気が交差し、調和する場**である。
このツボは、任脈上にありながらも、「衝脈(しょうみゃく)」とも交会する重要な位置にある。 衝脈は“血海”と呼ばれるほど血に深く関与し、月経や妊娠と強い関係があるため、陰交という名は、**生殖・血・女性的リズムの接点**としての意味を持つ。
エネルギー的意味(独自視点)
- 陰交は「陰の統合点」であり、**氣血の循環と生殖エネルギーの融合地点**。
- 女性性のバランスを整えるだけでなく、男性にとっても**内面性や感受性を活性化する場**とされる。
- このツボを意識して呼吸や瞑想を行うと、**氣が内に戻り、自己の本質とつながりやすくなる**。
- 陰のエネルギーが乱れていると、不安感・自己否定・疲労感として現れるため、陰交への刺激はそれを整える鍵となる。
精神的・心理的背景
- 「自分を受け入れられない」「頑張っているのに満たされない」と感じる人は、陰のエネルギー不足の兆候。
- 陰交は、**内なる静けさとつながる入口**として、外的成功とは別の“本来の自己価値”を回復する場。
- 感情を抱え込みやすい人、無意識に緊張しやすい人は、ここを整えることで柔らかさを取り戻せる。
補足:実践的アプローチ
- 婦人科症状には、お灸や温熱療法が非常に有効。とくに夜、腹巻+温灸でリラックス。
- 丹田呼吸のなかでも、下丹田(陰交付近)を意識することで、深層の安心感が得られる。
- 瞑想やヨガでも、このエリアを“起点”として氣の上昇を誘導すると、落ち着いた集中状態に入りやすい。

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→督脈
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