紫斑病の予後
紫斑病 鍼灸 整体 鍼治療
英語
Prognosis of purpura
もくじ
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腹部症状
紫斑病の腹部症状は初期症状として出現することが多く、軽症であれば1ヶ月程度で寛解するのが一般的です。
腹部症状が寛解した小児の約半数で再発がみられることがあり、寛解後の約半年以内に起こることが多いと言われています。
腎炎
ステロイドなど重篤な経過をたどった症例では再発が起きやすく、
消化管出血や穿孔をきたすと予後は不良といわれています。
腎障害
顕微鏡的血尿、肉眼的血尿、軽度の蛋白尿のみの場合は予後は良好であることが多い。
ネフローゼ症候群や急速進行性糸球体腎炎などを伴う場合は予後不良で、約半数が腎不全に移行する。
予後不良
1日以上の持続性蛋白尿を認める場合
高血圧を合併する場合
腎生検において半月体形成率が高い場合
メサンギウムの増生がある場合
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参考文献
患者と家族のためのしおり (10) 再生不良性貧血特発性血小板減少性紫斑病
厚生省特定疾患難病のケア・システム調査研究班 (著)
厚生省特定疾患難病のケア・システム調査研究班
1982/10/1 発売
紫斑病 関連外部リンク
ヘノッホ・シェーンライン紫斑病はどのような血管炎ですか?
日本皮膚科学会