HOME | 紫斑病 | 紫斑病の予後


紫斑病の予後

寿楽鍼灸整骨院 紫斑病
紫斑病 鍼灸 整体 鍼治療

英語

Prognosis of purpura

もくじ

・腹部症状

・腎炎

・腎障害

・予後不良

執筆者

井出井出 貴之(鍼灸師)プロフィール

腹部症状

紫斑病の腹部症状は初期症状として出現することが多く、軽症であれば1ヶ月程度で寛解するのが一般的です。

腹部症状が寛解した小児の約半数で再発がみられることがあり、寛解後の約半年以内に起こることが多いと言われています。

寿楽鍼灸整骨院 紫斑病7

腎炎

ステロイドなど重篤な経過をたどった症例では再発が起きやすく、

消化管出血や穿孔をきたすと予後は不良といわれています。

腎障害

顕微鏡的血尿、肉眼的血尿、軽度の蛋白尿のみの場合は予後は良好であることが多い。

ネフローゼ症候群や急速進行性糸球体腎炎などを伴う場合は予後不良で、約半数が腎不全に移行する。

予後不良

1日以上の持続性蛋白尿を認める場合

高血圧を合併する場合

腎生検において半月体形成率が高い場合

メサンギウムの増生がある場合

関連記事

お友達にシェアする!

facebook  twitter  line

参考文献

患者と家族のためのしおり (10) 再生不良性貧血特発性血小板減少性紫斑病
厚生省特定疾患難病のケア・システム調査研究班 (著)
厚生省特定疾患難病のケア・システム調査研究班
1982/10/1 発売

紫斑病 関連外部リンク

ヘノッホ・シェーンライン紫斑病はどのような血管炎ですか?
日本皮膚科学会