神経症(ノイローゼ)

英語
neurosis
神経症(ノイローゼ)概要
神経症は主に心理的原因によって生じる心身の機能障害の総称です。
「不安」を主訴とする心の病気で、過敏で神経質な性格をもつ人が多いといわれています。
神経症の要因
神経症の方に多い特徴は、まじめで、責任感が強く、理想を追う。
粘り強く、融通がきかない。繊細でかつ過敏。
向上心が強く、心の葛藤を抱く。
一般的な人が気にしないようなことに対しても、いてもたってもいられない、などがあげられます。

神経症の症状
神経症の症状の代表的なものは、突然不安に襲われて、呼吸困難、動悸などの発作が出る「パニック障害」や、高所恐怖、広場恐怖のように、特定のことに過剰な恐怖を感じる「恐怖症」、強迫観念にとらわれる「強迫神経症」などがあります。

神経症の一般的な治療
神経症の治療には、症状に応じて抗うつ剤や抗不安薬が処方されるのが一般的です。
「自律訓練法」など、少しずつ不安に慣れていく行動療法などが行われることがあります。
神経症の東洋医学
神経症(ノイローゼ)の鍼灸、整体、マッサージ
臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:
百会 (ひゃくえ)、身柱(しんちゅう)、肺兪(はいゆ)、 巨闕(こけつ)、 中脘(ちゅうかん)、大巨(だいこ)など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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関連外部リンク
Neurotic disorders
UCLA Jane & Terry Semel Institute for Neuroscience & Human Behavior
Whither the Psychosis-Neurosis Borderline
National Library of Medicine
Obsessive Compulsive Neurosis
UVA School of Medicine