過敏性腸症候群(IBS) 過敏性腸症候群3つのタイプ
英語
3 types of irritable bowel syndrome
もくじ
執筆者
過敏性腸症候群の症状
過敏性腸症候群の症状の現れ方には、大きく分けると①下痢型、②便秘型、③混合型、と3つのタイプがあります。
下痢型
過敏性腸症候群の下痢型は、大腸の蠕動運動が頻繁に起こる症状です。
通学や通勤等の途中や、テストや会議中に、突然お腹の調子が悪くなり、何度もトイレに駆け込むような症状です。
下痢といっても、食中毒のような激しいものではなく、腹痛を伴う下痢が繰り返し起こる症状です。
男性や若い方にも多く見られる症状です。
便秘型
過敏性腸症候群の便秘型は、大腸の蠕動運動が起こりづらい症状です。
便秘が慢性化し、排便困難な状態が何日も続き、便意があっても、力いっぱい気張ってやっとコロコロしたうさぎのフンのような硬い便が少量出たり、ゆるい便が少量出たり、肛門の手前で硬い便が詰まっているような残便感を感じている人が少なくありません。
この便秘型は、女性に多く、年齢とともに増える傾向があります。
混合型
過敏性腸症候群の混合型は、便秘と下痢が交互に起こります。
気持ちが沈んでいるときは下痢気味に、気持ちが活発な時は便秘気味になったりすることもあります。
この混合型は最も多く見られるタイプで、下痢と便秘を数日間ずつ代わり番こに繰り返すことがあります。
何日か下痢が続き、下痢止めの薬を飲むことで下痢が止まり、その後便秘になると言う方もおられます。
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参考文献
自分で治す過敏性腸症候群の本
江田 証 (著)
宝島社
2017/11/16 発売
過敏性腸症候群3つのタイプ (IBS) 関連外部リンク
過敏性腸症候群(IBS)ガイドQ&A
THE JAPANESE SOCIETY OF GASTROENTEROLOGY.
Types of Irritable Bowel Syndrome (IBS)
WebMD LLC, an Internet Brands company.
Types of IBS: Symptoms, Diagnosis & Treatment
Healthline Media LLC.