体外受精
英語
In vitro fertilization
もくじ
執筆者
体外受精とは
体外受精とは精子と卵子を女性の体外で受精させ子宮に戻す治療です。
体外受精と人工受精の違い
人工授精(配偶者間人工授精)は、マスターベーションで採取した夫の精子を排卵直前のタイミングで、妻の子宮にカテーテルで直接送り込み妻の体内で受精するのを待つ治療です。
それに対して、
体外受精は女性の卵管内ではなく、卵子を取り出して、体外で受精が行われます。
体外受精の統計
2018年現在、日本では年間で約6万人が高度生殖補助医療で生まれています。
全出産中の16人に1人が体外受精で生まれたことになります。
2018年の体外受精の数は約45.5万件です。
(日本産科婦人科学会)
体外受精の流れ
ホルモン剤で卵巣を刺激して卵胞を育てる
↓
膣から卵巣に針を刺し卵子を取り出す
↓
精子を選別して男子にふりかける
↓
受精を確認したら培養器の中で成長させる
↓
育てた胚を凍結しタイミングを待つ
↓
カテーテルを使って子宮に移植する
↓
ホルモン剤で妊娠を促す
↓
妊娠できたかどうか判定する
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参考文献
体外受精と顕微授精 2020 (i-wish...ママになりたい)
(著)不妊治療情報センター(編集)
シオン
2020年05月15日発行
体外受精ガイダンス
(著)荒木 重雄,福田 貴美子
医学書院
2006年05月01日発行
不妊症 関連外部リンク
高度生殖医療/体外受精について
Kitasato Institute Hospital
関連外部リンク
In Vitro Fertilization
National Institutes of Health (.gov)
IVF Procedures
Cleveland Clinic
In vitro fertilization (IVF)
MedlinePlus (.gov)