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子宮腺筋症

英語

Adenomyosis

もくじ

・子宮腺筋症とは

・子宮腺筋症の症状

・子宮腺筋症の特徴

・子宮腺筋症の治療

・子宮腺筋症の対処法

執筆者

井出井出 貴之(鍼灸師)プロフィール

子宮腺筋症とは

子宮腺筋症とは、子宮の筋肉の中に、本来あるはずのない子宮内膜と同じような組織ができ、

月経のたびに出血を起こし、子宮の筋肉が腫れ、硬くなってしまう病気です。

子宮腺筋症は、以前は子宮内膜症の1つとして扱われていましたが、最近は子宮内膜症とは分けて考えられています。

子宮腺筋症

子宮腺筋症の症状

子宮腺筋症の症状は、非常に強い月経痛がありますが、MRI検査で明らかに子宮腺筋症を示しているのに、月経痛がそれほど強くない人もいます。

また、月経過多や月経量が多いなどの症状も見られることがあります。

子宮腺筋症の特徴

子宮腺筋症はMRI検査で子宮の壁が厚くなっていることが確認されます。

また、子宮内膜症の血液検査と同様にCA125の値が高くなります。

子宮腺筋症の治療

子宮腺筋症には、薬物治療と手術がありますが、どちらも子宮腺筋症自体を治すようなものではありません。

薬物療法中は妊活はできません。

手術の子宮腺筋症核出術は子宮破裂のリスクを伴います。

また術後妊娠が成立しても流産や早産の原因になる場合があります。

子宮腺筋症の対処法

子宮腺筋症は進行します。

子宮の筋肉が硬く腫れ上がり受精卵の着床を妨げる確率が高まっていきます。

できるだけ軽度のうちに、タイミング法などの妊活を進めることが大切です。

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参考文献

子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症 あなたの答えがみつかる本
(著)佐々木 静子
双葉社
2003年01月13日発行

不妊症 関連外部リンク

子宮腺筋症外来
The University of Tokyo Hospital.

関連外部リンク

Adenomyosis
Mayo Clinic

Adenomyosis
Johns Hopkins Medicine

Adenomyosis
Cleveland Clinic.