ヒューナーテスト (子宮頸管粘液検査・フーナーテスト）

英語

Postcoital test (Huhner test)

Sims-Huhner test

執筆者

井出貴之（鍼灸師）プロフィール

ヒューナーテストは、性交渉の後に子宮頸管粘液を採取して、精子の状態を調べるテストです。

子宮頸管粘液中に元気な精子が十分に存在すれば、膣から子宮まで精子が到達していると予想できます。

精子と子宮頸管粘液には相性があります。

相性が悪い場合は、

射精後の精子が、膣を通り抜けて子宮に到達できない精子頸管粘液不適合となります。

この場合は、人工授精がすすめられます。

人工授精は以下のようなカップルに行われる不妊治療です。

子宮けい管粘液に問題がある

元気な精子の数が少ない

精子が子宮まで届きにくい

人工授精は精子を直接子宮に注入します。

ヒューナーテストが良好な場合、人工授精をする必要がないと考えることができるのですが、

ヒューナーテストが良好であっても人工授精をすることで、

不妊だったカップルが妊娠するケースがあるのも事実です。

「妊娠できるか検査」に行ってみた 20代でも要注意!
(著)森瞳,みくに
KADOKAWA
2020年08月06日発行