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多嚢胞性卵巣症候群 (PCOS)


多嚢胞性卵巣症候群

英語

Polycystic ovary syndrome (PCOS)

もくじ

・多嚢胞性卵巣症候群とは

・多嚢胞性卵巣症候群の原因

・多嚢胞性卵巣症候群の症状

・多嚢胞性卵巣症候群のホルモン

・多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠できる

執筆者

井出井出 貴之(鍼灸師)プロフィール

多嚢胞性卵巣症候群とは

多嚢胞性卵巣症候群はたくさんの小さな卵胞がある(ネックレスサイン)のに、それらの卵胞の発育がよくない状態です。

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群の原因

若い女性に多く、はっきりとした原因はわかっていません。根本的な治療法がないのが現状です。

多嚢胞性卵巣症候群の症状

多嚢胞性卵巣症候群の症状は卵胞の成長が遅いことに起因して、月経周期が長くなったり、無月経になったりするなどの排卵障害が起こるのが一般的です。

また体重の増加が見られる方もおられます。

排卵障害の程度は人により差があります。

多嚢胞性卵巣症候群のホルモン

多嚢胞性卵巣症候群のホルモン検査では、卵胞刺激ホルモン(FSH)は正常範囲なのに、黄体化ホルモン(LH)が高い値になることが特徴です。

また男性ホルモン(テストステロン)の値が上昇しニキビや毛深いなどの症状があったりします。

多嚢胞性卵巣症候群のホルモン

多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠できる

多嚢胞性卵巣症候群でも軽症の場合は自力で排卵が起こり自然妊娠も可能です。

多嚢胞性卵巣症候群の方に排卵誘発剤などを使うと、卵巣が腫れたり、

お腹に水が溜まる卵巣過剰刺激症候群のリスクが高まるので注意が必要です。

多くの卵ができてしまうことで多胎妊娠のリスク問題があります。

多嚢胞性卵巣症候群が見つかったら、早めに妊活することをおすすめします。

多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠できる

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参考文献

漢方で考える不妊症PCOS 多嚢胞性卵巣症候群
(著)乾 康彦,乾 マリコ
B00R6ZJNRI
2014年 12月18日発行

関連外部リンク

Polycystic ovary syndrome (PCOS)
Mayo Clinic

Polycystic ovary syndrome
Office on Women's Health (.gov)

Polycystic Ovary Syndrome (PCOS)
Cleveland Clinic.