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緑内障の種類

急性緑内障

慢性緑内障

正常眼圧緑内障

緑内障の種類

急性緑内障

急性緑内障は閉塞隅角緑内障が多いです。

閉塞隅角緑内障は、房水の出口である隅角がふさがれて、房水が排出されずに眼球内にたまり眼圧が急速に上がる緑内障です。

隅角がふさがれる原因は不明です。

急性緑内障になる人の特徴としては、生まれつき黒目の部分が小さい、眼球が小さい、隅角部分が狭い、と言った特徴があります。

50歳以上の女性や遠視の人に多いと言われています。

急性緑内障を発症すると、眼圧が50ミリ以上に突然高まり、目の痛みや頭痛、吐き気などの症状を伴います。症状がひどい場合は1日で失明に至ることもあります。

急性緑内障でも、急に隅角を閉じずに、何度か閉じたり開いたりを繰り返す緑内障もあります。

また、隅角の開閉を繰り返すうちに、視神経が次第に障害を受け、慢性型に移行する緑内障もあります。

慢性緑内障

慢性緑内障は、開放隅角緑内障が多いです。

開放隅角緑内障は、房水の排出口である隅角が閉じていないにも関わらず、隅角の先にある1繊維柱帯という組織が詰まり、防水の流れが悪化することで、徐々に眼圧を高めて視神経にストレスを与えて緑内障を発症します。

40歳以上の近眼の人や、家族に緑内障の人がいる人に多いと言われています。

症状が徐々に進行するため、視野狭窄が進んでから気づく場合が多いのが、慢性緑内障の特徴です。

正常眼圧緑内障

一般的に緑内障は、眼圧が高くなり視神経を障害させる病気です。眼圧が高い人ほど緑内障にかかりやすいと言われています。

しかし眼圧が10から21ミリの正常範囲内でも、緑内障になる方がおられます。これを正常眼圧緑内障と言います。

正常眼圧緑内障は、慢性緑内障の、開放隅角緑内障に分類されています。

正常眼圧緑内障は、眼圧は正常にもかかわらず、視神経が萎縮してしまいます。

原因としては不明です。

視神経が萎縮する眼圧の程度は人によって異なると言われ、視神経の抵抗力が弱い方が正常眼圧緑内障になると考えられています。

正常眼圧緑内障を発症する患者さんの多くは、肩こりや頭痛、冷え性などを訴えることから、血流の悪化が関係して視神経を弱めているのではないかと推測されています。

正常眼圧緑内障は、眼圧を測定するだけでは早期に発見することができません。このため、40歳を過ぎて、視力の衰えを感じたら、眼科などを受診して、眼底を撮影して、視神経の状態を確認する検査をお勧めいたします。

正常眼圧緑内障


日本人の緑内障の半数以上がこの正常眼圧緑内障であると言われています。

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関連外部リンク

Types of Glaucoma
National Eye Institute (.gov)

Types of Glaucoma
Glaucoma Research Foundation

Types of Glaucoma
Dean McGee Eye Institute.