過食性障害の鍼灸・整体・マッサージ

英語

Acupuncture, chiropractic, and massage for binge eating disorder

執筆者

井出貴之（鍼灸師）プロフィール

過食性障害とは過食はするが、吐いたり、絶食したりなどの不適切な代償行為をしないので肥満が多い心療内科的な疾患です。

過食性障害の約半数は男性

肥満外来の2割前後が過食性障害

挫折体験や喪失体験がきっかけであると考えられている。

自己評価の低さ。

罪悪感

など

過食性障害の亜型として夜食症候群があります。

夜食症候群の方は夕食を食べたにもかかわらず、夜に目を覚まして夜食を食べます。

夜間に食べる量が1日のカロリーの25 %から50%程度になることもあります。

つまり、夜食をガッツリ食べてしまうことが習慣化してしまっている状態です。

臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例：

肝兪（かんゆ）、脾兪（ひゆ）、胃兪（いゆ）、箕門（きもん）、中脘（ちゅうかん）、肓兪（こうゆ）、大巨（だいこ）、気舎（きしゃ）、地機（ちき）など。

※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。

摂食障害治療ガイドライン
日本摂食障害学会 (監修)「摂食障害治療ガイドライン」作成委員会 (編集)
医学書院
2012/2/10　発売