偽痛風

英語

Pseudogout

・偽痛風とは

・偽痛風の好発部位

・偽痛風の病型

・偽痛風の分類

偽痛風とは

偽痛風とはピロリン酸カルシウム結晶が関節などで炎症を起こす疾患です。

偽痛風は、ピロリン酸カルシウム結晶沈着性、軟骨石灰化性とも呼ばれています。

痛風の尿酸塩結晶による炎症と区別されます。

偽痛風の分類（McCartyの分類)

A型
偽痛風発作型は痛風発作に類似するもの。

B型
急性の増悪を伴う慢性の多発性関節炎。

C型
X線上で変形性関節症が見られ、急性発作を伴うもの。

D型
C型の発作を伴わないもの。

E型
結晶の沈着像があるが、無症状のもの。

F型
関節破壊をきたすもの。

G型
単関節型

外傷G型
損傷や手術後にみられるもの。

H型
関節血腫型

I型
孤立性腫瘤型

Das型
特発性骨増殖症に似たエックス線像のもの。

Dp 型
体の様々な部分で痛みを訴えるもので、関節炎症所見が見られないもの。

偽髄膜炎型
第二頸椎歯突起の周囲に結晶が沈着するもの。

偽痛風の鍼灸、整体、マッサージ

臨床で使用する経穴(ツボ)の例：

肝兪（かんゆ）、脾兪（ひゆ）、腎兪（じんゆ）、天枢（てんすう）など。

※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。

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