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動悸

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Palpitations

もくじ

・自律神経失調による動悸

・動悸で考えられる主な病気

・動悸の検査

・ストレスと動悸

・動悸の鍼灸、整体、マッサージ

執筆者

井出井出 貴之(鍼灸師)プロフィール

自律神経失調による動悸

動悸の自覚症状があっても検査では異常が見つからず、治療の対象にならない場合も多く見られます。

本人はこれだけ心臓がドキドキするのだから何か病気が見つかるはずだと思って受診しているにもかかわらず、

病院では「治療の必要がありません」「大丈夫です」

などと言われると「大丈夫じゃないから病院に来ているのに」と不安になる方も少なくありません。

自律神経失調による動悸は検査ではわかりにくく、心身共につらいのに、理解してもらえないことが多々あります。

自律神経失調による動悸

動悸で考えられる主な病気

動悸で考えられる主な病気としては、貧血、甲状腺機能異常、辛抱細動など注意が必要な不整脈があります。

動悸で考えられる主な病気

動悸の検査

動悸がある場合、まずは、循環器内科で血液検査や心電図検査を受けます。

健康診断の心電図検査は、時間が短時間のため異常が現れにくいことがあります。

24時間心電図を記録すると不整脈がわかる場合があります。

ストレスと動悸

漢方ではパニック障害のような動悸を、豚が走る病気と表現して、奔豚気病(ほんとんきびょう)といいます。

同期はストレス、過労、睡眠不足が主な原因になるため、睡眠をしっかり取り、心身を休めてあげる生活を見直していきましょう。

鍼灸や整体で自律神経やホルモンバランスを整えて、心と体を休めることも選択肢の一つです。

ストレスと動悸

動悸の鍼灸、整体、マッサージ

臨床で使用する経穴の例:

手首の 郄門(げきもん)、神門(しんもん)など。

胸の 膻中(だんちゅう)など。

※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。

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参考文献・引用

自律神経失調症が必ず治る本―頭痛、肩こり、めまい、動悸、不眠がらくになるヨシコ式「冷え取り術」
(著)高木 嘉子
マキノ出版
1999年12月01日発行

眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話: 自律神経のギモンを専門医がすべて解説!
(著)日本文芸社
ワニブックス
2020年02月22日発行

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Kyorin University.

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