自律神経失調症の食事
英語
diet for dysautonomia
もくじ
執筆者
バランスの良い食事
私たちの体を作っている基本は食物です。
自律神経が整った健康な体づくりにもバランスの良い食事は欠かせません。
基本の5大栄養素+水
タンパク質
炭水化物(糖質)
脂肪(脂質)
ビタミン
ミネラル
+
水
5大栄養素はお互いに影響しあって心身に働きます。
なるべく偏食ないように食事内容や食事時間を考えることも自律神経を整えることに役立ちます。
飽食の時代を乗り越える
人類は間食料問題を解決できていなかった期間が長く、現在でも地球上の多くの地区では怪我があります。
このため、生き延びるためにカロリーが高いもの、甘いものや油の多いものを、おいしいと感じます。
おいしいと感じるものが安く手に入る日本では、摂取エネルギーが高く、生活習慣病の人が増えています。
過剰なエネルギー摂取は、自律神経にも影響を及ぼします。
季節や土地にあった食べ物
食材は住んでいる場所や季節に合わせて選ぶのが大切です。
沖縄のゴーヤチャンプル、北海道のジンギスカン、韓国のキムチ、日本の寿司といった郷土料理はその土地や気候にあっている食事といえます。
また旬の食材には高い栄養価があり、夏の食材は体を覚まし、冬の食材は体を温めるといったように、体に優しい面があります。
季節や土地に合った食べ物を選ぶことで自律神経の乱れを解消することにつながります。
スーパーで買える生薬の食材
しそ
青紫蘇と赤紫蘇があります。
体を温め、食事の毒を解毒する作用があります。
ユリネ
ユリネは、肺を潤して咳を止め、心を沈める作用があります。
ネギ
解毒や気血の巡りを良くする作用があります。
玄米
食物繊維が豊富で胃腸を整える作用などがあります。
ナツメ
体を温めて緊張を緩和する作用があります。
甘草(グリチルリチン酸ジカリウム)
炎症作用があります。
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自律神経失調症の食事 関連外部リンク
Diet & Nutrition
Dysautonomia Support Network
Nutritional Implications of Patients with Dysautonomia and Hypermobility Syndromes
National Library of Medicine
Lifestyle Modifications
Vanderbilt University Medical Center