HOME | 自律神経失調症 | 便秘

便秘

英語

Constipation

もくじ

・自律神経失調症と便秘

・便秘とは

・便秘の症状

・便秘と食物繊維

・排便の時間

・便秘スパイラル

・便秘と食事量

・便秘解消法

・便秘の鍼灸、整体、マッサージ

執筆者

井出井出 貴之(鍼灸師)プロフィール

自律神経失調症と便秘

便秘は自律神経の交感神経優位によって起こります。

交感神経優位とはストレスや過労などにより活動神経が活発になりすぎているときに起こります。

活動神経が活発になりすぎているときは胃腸の働きが低下してしまいます。

自律神経失調症と便秘

便秘とは

便秘とは十分な量の便を無理なく排出できない状態です。

便秘の症状

3日以上便秘が続く場合、お腹が張って苦しいなどの不快な症状が増えます。

毎日排便がある人でも、強く力まないと出なかったり、残便感がある人も便秘と言えるでしょう。

便秘と食物繊維

食物繊維は便の体積を増やし、朝を刺激してくれるので、摂取量が少ないと便秘がちになります。

便秘と食物繊維

排便の時間

胃にものが入ると大腸が自然に動き出します。

この働きを利用することで排便が促されます。

朝食後や昼食後に排便の時間を作ることで便秘解消の習慣付けに役立ちます。

便秘スパイラル

大腸は便の水分を吸収するので、便がとどまる時間が長いと、便の水分を吸収し便が硬くなり排便しにくくなります。

これにより、便秘は便秘を生むことになります。

便秘と食事量

胃腸が弱い方で食事量が少ないと便の量も少なくなって便秘がちになります。

便秘解消法

1、食物繊維を多くとる

2、発酵食品を多くとる

3、食後に排便タイムを作る

4、よく噛んで食べて水分を十分にとる

5、適度に運動をして腸に刺激を与える

6、リラックスして副交感神経を働かせる

鍼灸や整体で自律神経やホルモンバランスを整えて、便秘解消を期待するのも1つの選択肢です。

便秘解消法

便秘の鍼灸、整体、マッサージ

臨床で使用する経穴の例:

手の 合谷(ごうこく)、神門(しんもん)など。

足の 三陰交(さんいんこう)、足三里(あしさんり)など。

天枢(てんすう)、大巨(だいこ)、大腸兪(だいちょうゆ)など。

※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。

関連記事

自律神経失調症

うつ病

更年期障害

お友達にシェアする!

facebook  twitter  line

参考文献・引用

自律神経を整える「長生き呼吸」 (なぜ呼吸を変えると病気が治るのか?)
(著)坂田 隆夫
マキノ出版
2016年06月29日発行

眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話: 自律神経のギモンを専門医がすべて解説!
(著)日本文芸社
ワニブックス
2020年02月22日発行

自律神経失調症 便秘 関連外部リンク

こどもの便秘症のお話
Department of Surgery, Graduate School of Biomedical & Health Sciences, Hiroshima University

Constipation - Illnesses & conditions
NHS inform

Symptoms & Causes of Constipation
NIDDK