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鬼眼(きがん)EX-OT04 |


英語
Extra points-Other
EX-OT04
Gui Yan
Demon Eye
俗穴/ニセ経穴/誤解経穴
鬼眼(きがん)
Kigan
結論
鬼眼という名称の経穴は、
正式な経穴としては存在しない。
鬼眼は、少商・隠白などの井穴や、
内膝眼といった特定の部位を、
小児の急驚・発作・意識変容に用いた経験から、
後世に象徴的に呼ばれた俗称である。
位置・定義は統一されておらず、
いずれかの経穴の正式な別名ではない。
学術的なデータ
「鬼眼(きがん)」という正式な経穴は存在しません。
WHO標準
中国国家標準(GB)
日本の経穴学・古典(霊枢・甲乙経 など)
👉いずれにも「鬼眼」という経穴名は出てきません。
つまり
❌ 鬼眼という独立した経穴は「ない」
❌ 統一された正式な別名でも「ない」
「鬼眼」とは何か?
鬼眼は「経穴名」ではなく、
**効能・使い方から後付けで生まれた“俗称・象徴名”**です。
しかも👉 一つの場所を指していない
少商+隠白を「鬼眼」と呼ぶ説について
少商(LU11)・隠白(SP1)の共通点
どちらも 井穴
指(趾)先端
瀉法・急性症状・意識変容に使われやすい
古くから
小児の急驚
痙攣
意識混濁
に用いられてきた
なぜ「鬼眼」?
井穴=「気の出入口」
急激な精神変化を
「鬼が憑いた」「魂が乱れた」と表現していた時代背景
それを“見破る・追い払う目”という象徴
👉これは経穴名ではなく、処方的・象徴的な呼び名
つまり
少商+隠白 = 鬼眼
は
「この組み合わせを、そう呼んだ人がいた」レベル
内膝眼(EX-LE4)を Ghost Eye とする説について
内膝眼(EX-LE4)
膝眼(犢鼻周囲)
下肢の気血循環
古くは「小児の驚き・発作」に使われた地域伝承あり
海外サイトの説明
Ghost Eye Point
sudden fright in children
👉これは
翻訳+ロマン付け+マーケティング
「eye(眼)」=膝眼
「ghost」=小児の驚き・発作
意味を合成しただけで
学術的根拠はない
「鬼眼」の正体
項目 実態
鬼眼という経穴 ❌ 存在しない
統一された位置 ❌ ない
古典経穴名 ❌ ない
実際の正体 ⭕ 効能・象徴から生まれた俗称
「鬼眼」はどの経穴の正式な別名でもありません。
井穴(少商・隠白など)の
👉 小児急驚・意識変調への使い方 を
「鬼眼」と呼んだ流派・人がいた
内膝眼を
👉 Ghost Eye と呼んだ海外サイトがある
という事実のみ
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