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足心(そくしん)(あししん) |

英語
Extra points-Other
EX-OT01
Zu Xin
Foot Heart
俗穴/ニセ経穴/誤解経穴
足心(そくしん)(あししん)
Sokushin
結論
✅ 足心という正式な経穴は存在しない
✅ 多くの場合、湧泉(KI1)の別名・説明語
✅ 足の中央という説明は機能的表現であり、解剖学的ではない
「足心」という言葉を見たら、
👉 それはほぼ確実に湧泉のこと
古典・公式経穴体系に足心は存在しない
WHO標準経穴名
中国国家標準(GB)
日本の鍼灸教科書・解剖学的経穴書
これら いずれにも「足心」という経穴名はありません。
海外サイトでの使われ方
一部の海外サイトでは、
Foot Center
Sole Center
Center of the Foot
といった表現を 「足心」と訳している ケースがあります。
しかしその 位置説明をよく読むと:
足裏の中央付近
指を曲げたときに最も凹むところ
足底で拍動を感じるところ
👉 すべて湧泉(KI1)の説明と一致します。
足心と湧泉の関係を整理すると
湧泉(KI1)の古典的意味
腎経の井穴
地から気が湧き上がる最初の穴
上に昇った気・熱・意識を下ろす要穴
「足心」という言葉の正体
これは経穴名ではなく、
「足の中心」「生命の中心」「重心点」
を説明するための概念語・通俗語
として使われていると考えるのが自然です。
なぜ「足の中央」と誤解されやすいのか
解剖学的中央 ≠ 機能的中心
解剖学的な足底の幾何学的中央 → 経穴は存在しない
機能的な中心(重心・感覚・反射の集約点) → 湧泉
東洋医学では、
「中心」は座標ではなく、働きで決まる
そのため、
湧泉=足底の「気の出入口」
→ 足心(足の心・要)
という説明上の言い換えが生まれたと考えられます。
足心道
身体の異常を足にあらわれた変化によってチェックし、足に刺激を加えることで、
自然治癒力を高め、全身の機能を活発にする足からの健康法を足心道という。
この足心道と湧泉を混同して足心という経穴があると勘違いして派生した可能性があります。
まとめ
「足心」という名前の経穴は正式には存在しない。
しかし、足裏で最も反射が集まり、意識と重心が戻る点として、
古くから湧泉が“足の心”として扱われてきた。
足心とは経穴名ではなく、湧泉が担う働きを表す言葉である。
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