腫瘍の病理学 |
腫瘍の発生原因 発がん因子
<物理的発がん因子>
放射線→慢性骨髄性白血病、甲状腺がん、肺がん、乳がん
ビキニ水域の水爆実験→甲状腺がん
ラジウム(α線)→骨肉腫
トロトラスト(α線)thorotrastはX線診断用血管造影剤の一種(現在は使われていない)→肝がん、白血病
紫外線→皮膚癌
<化学的発がん因子>
コールタール→皮膚癌
<発癌物質の特徴>
物理的、化学的発がん物質の特徴として、蓄積効果があります。刺激の総量が閾値を越えた段階で発がんする加算効果のことです。この閾値は個体により差があります。