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伝統医療

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検査で原因が分らなくても、伝統医療で分ることがあります。

伝統医療では最新機器を使わない代わりに一人ひとりの身体の特徴を、時間をかけて把握します。

全身の関節可動閾や連動する筋肉の動き、普段使いのクセや荷重のバランス、関節周辺の筋肉や神経の状態などを、視診や触診によって診察し、問題が有るようならば、手技療法により修正し、本来の生理的機能の働きを促進させる方向に働きかけます。

これは一人ひとりの患者さんによって微妙に違う日常生活の癖などで起きている身体のアンバランスから生じる筋緊張や各関節の負荷を微妙によみとり、自然なかたちで修正する作業です。

画像診断に現れる段階はすでに、かなりのアンバランスが進んだ状態であるといえます。

つまり、問題は何かをきっかけに一瞬の出来事で起きたように思いますが、実は以前から少しずつ微妙に負荷をかけ続けていた面があることが多く、その負荷を修正しないまま治療を繰り返しても、一時的な治療になってしまうことが多いのです。

とても地味で、原始的な作業ですが、医の基本である触診や視診という実際に目の前にいる患者さんの状態を見て触って捉えようと努めることが大切です。
患者さんも、自分自身の自然治癒力を見直し、力が発揮される方向性を、体調と相談しながら探していくことが大切ではないでしょうか。

それをお手伝いできるのが、副作用が少ない伝統医療なのだと考えます。

伝統医療で分ることがあります