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甲状腺と食材

甲状腺機能低下症とチロシン(L-チロシン)

チロシン(tyrosine)(Tyr)(Y)とは

 チロシン(tyrosine)は細胞でのタンパク質生合成に使われるアミノ酸のうちの一つです。体内では必須アミノ酸であるフェニルアラニンを原料として合成されます。

 チロシン(tyrosine)はチーズのカゼインから発見されました。チーズだけでなく、納豆や、かつお節など日常で摂取する食材にも含まれています。

 長期成熟のパルメザンチーズや古い納豆、タケノコの水煮などを食べたときに白い粉状のものが、ジャリッとした食感をすることがありますが、それがチロシンです。

 チロシンは甲状腺ホルモンの材料となるアミノ酸です。

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チロシン(tyrosine)の摂取量

 体重1kg当り25mg(WHOのチロシンとフェニルアラニンの合計摂取量) 体重60㎏の成人で1日に約1500mgが推奨量が目安ですが、他の研究機関ではWHO推奨量の倍以上の数値を示している所もあります。

チロシン(tyrosine)が不足すると

 うつ状態では脳内のチロシン濃度が低下していることがわかっています。乳幼児に不足すると発達障害や成長障害を起こすことが知られています。 やる気が起こらなく、活発に活動することができなくなります。気分の落ち込み、意欲の減退、慢性疲労など。

チロシン(tyrosine)が過剰になると

 チロシンは、大量に飲用した場合は血漿中のノルアドレナリンやドパミンのレベルを増加させます。したがって、不眠や高血圧などを引き起こすことが考えられます。過剰摂取が長期化すると循環器系の負担が増します。

 サプリメントなどでチロシンを過剰摂取した場合は吐き気、頭痛、疲労、胸焼け、関節痛などが報告されています。

 チロシンは、メラニンの材料にもなるので、過剰摂取するとシミやそばかすなどが増える可能性を高めます。 

チロシンのはたらき

・チロシンは甲状腺ホルモンのチロキシン、トリヨードチロニンの前駆体です。

・メラニン色素の前駆体です。(細胞組織を紫外線から守る黒色色素)

・カテコールアミンであるドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンの前駆体です。(生理活性、神経の興奮や抑制に関わる神経伝達物質の代謝)

チロシン(tyrosine)を多く含む食品

(食品100g中)

魚介類チロシン量(mg)
削りぶし2700
かつおぶし2600
かつおぶし2600
しらす干し半乾燥1500
生たらこ1100
黒まぐろ(生)860
しらす干し微乾燥810
きはだまぐろ(生)800

乳製品チロシン量(mg)
脱脂粉乳1600
チェダーチーズ1400
プロセスチーズ1300
カマンベール1100

藻類チロシン量(mg)
焼きのり1300
ほしのり1200
味付けのり1100
あおのり710
あおさ610

種実類チロシン量(mg)
ピーナッツ1000
パーナッツバター990
いりごま720
カシューナッツ690

(日本食品標準成分表2015)

非必須アミノ酸

11種類 チロシン、システイン、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニン