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甲状腺と食材

セレン(selenium)とは

セレン(selenium)は原子番号34の元素(Se)です。カルコゲン元素の一つでセレニウムとも呼ばれています。セレンは自然界に広く存在し、肉や野菜など日常で摂取する食材にも含まれています。

 セレンはビタミンEやビタミンCと協調して、活性酸素から生体を防御すると考えられています。セレンは抗酸化作用があり、人体にとっては必須元素で、不足すると、胃がんや前立腺がんのリスクが高まるといわれています。

 一方、セレンは過剰に摂取しすぎても人体に悪影響を及ぼすことが知られているので注意が必要です。

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セレン(selenium)の摂取量

推定平均必要量が25 (20) µg

推奨量が30 (25) µg

上限量が450 (350) µg

中毒を起こす摂取量は800 µg以上

(日本人の食事摂取基準 2015)

※日本人の平均的なセレンの摂取量は100 µg/日といわれているため、サプリメントなどによる過剰摂取が問題になっています。

セレン(selenium)が不足すると

セレン不足症として、貧血、心筋症、高血圧、精子減少、がん、前立腺がん、肺がん、大腸がん、関節炎、早老、筋萎縮、多発性硬化症、肉体疲労、過労、筋力低下、精神の減退、更年期症状、甲状腺腫、クレチン症、流産、甲状腺機能低下など

セレン(selenium)が過剰になると

セレン過剰症として、悪心、吐き気、胃腸障害、神経障害、心筋梗塞、呼吸困難、腎不全、下痢、食欲不振、頭痛、免疫抑制、高比重リポ蛋白 (HDL) 減少、脱毛、下痢、爪の変形、関節痛など

甲状腺ホルモンの活性化

セレンはセレノシステインとしてタンパク質に組み込まれ、主にセレノプロテインとして働きます。セレノプロテインには以下のものが含まれます。

・グルタチオンペルオキシダーゼ (抗酸化に関与する)

・チオレドキシン還元酵素 (生命反応において重要な役割)

・テトラヨードチロニン-5'-脱ヨウ素化酵素 (甲状腺ホルモンを活性化する)

・セレノプロテインP (セレンを末梢組織に輸送する)

セレンは、甲状腺ホルモンであるチロキシン(T4)をより活性型であるトリヨードチロニン(T3)に変換するためにも必要な物質です。また、抗酸化作用、免疫、生殖機能などにも大切なミネラルです。

セレン(selenium)

(食品100g中)

魚介類セレン量(μg)
かつおぶし320
たらこ(生)130
まさば(水煮)66
まさば(焼)21
さんま(生)30
さんま(焼)45
はまち(生)32
きはだまぐろ(生)74
くろまぐろ(生)110
びんながまぐろ(生)71
めばちまぐろ(生)67

卵類セレン量(μg)
卵黄(生)56
卵黄(ゆで)52
うずら卵(生)46
うずら卵(水煮)42
たまご(ゆで)35
たまご(生)32
だし巻きたまご32
厚焼きたまご31
ピータン29

肉類セレン量(μg)
ぶたヒレ(焼)40
ぶたもも(ゆで)34
くじら(生)32
ぶたもも(焼)31
ぶたヒレ(ゆで)30
ぶたロース(焼)29
とりむね(焼)28
ぶたロース(ゆで)26
とりもも(から揚げ)25

穀類セレン量(μg)
ひまわりの種95
カシューナッツ27
マカダミアナッツ13

※穀類はいずれも、フライ、味付け

(日本食品標準成分表2015)

非必須アミノ酸

11種類 チロシン、システイン、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニン