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甲状腺悪性リンパ腫

バセドウ病

英語

Thyroid malignant lymphoma

甲状腺悪性リンパ腫

甲状腺悪性リンパ腫は、甲状腺悪性腫瘍の約2%で、橋本病から発生してくることが知られています。


橋本病では自己免疫により甲状腺内に多数のリンパ球が入り込んでいます。

甲状腺内に入り込んだリンパ球が悪性化したものが甲状腺悪性リンパ腫です。


甲状腺悪性リンパ腫は、60歳以降の女性に多く、甲状腺の部位の急な腫れや圧迫感などの症状があらわれます。


一般的には超音波検査と穿刺吸引細胞診で検査して調べます。

穿刺吸引細胞診では、悪性リンパ腫と診断するのが難しい場合が多ので、超音波検査で悪性リンパ腫の疑いが強ければ、甲状腺の一部あるいは全部を切除して診断を下します。


予後は、様々で、ゆっくりと進行する場合や、急激に進行する場合があります。


放射線治療や抗がん剤治療が一般的です。

甲状腺悪性リンパ腫

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関連外部リンク

Thyroid Lymphoma - an overview
ScienceDirect

Primary thyroid lymphoma: A single-center experience
Frontiers

Primary thyroid lymphoma - PMC
National Institutes of Health (.gov)