HOME | 顎関節症 | 顎関節症とTCH


顎関節症 顎関節症とTCH


英語

Temporomandibular disorders and TCH

もくじ

・TCHとは

・TCHの統計

・正常な顎関節の位置

・TCHの傾向が強い方の特徴

・顎関節症の要因

・TCHの特徴

執筆者

井出井出 貴之(鍼灸師)プロフィール

TCHとは

TCHとはTooth Contacting Habitの略です。

上下の歯を接触させる癖のことです。

寿楽鍼灸整骨院 顎関節症40

TCHの統計

顎関節症の患者さんの約8割にこのTCHが見られることがわかってきています。

正常な顎関節の位置

上の歯と下の歯の自然な状態は、安静にしている時、前歯が約1〜2mm、奥歯でも約0.5〜1mm程度のわずかな隙間があるのが、顎関節や周辺筋肉にとって楽な状態だと言われています。

TCHの傾向が強い方の特徴

TCHの傾向が強い方の特徴として、片方で噛む癖のある人、精密作業に従事している人が挙げられます。

寿楽鍼灸整骨院 顎関節症41

顎関節症の要因

顎関節症の方の抱える要因として、片方で噛む癖のある人、不良姿勢の人、多忙な仕事の人が挙げられます。

寿楽鍼灸整骨院 顎関節症42

TCHの特徴

TCHは顎関節症の発症に関わるだけでなく、症状が長引き治りにくくなることが確認されています。

TCHは無意識に繰り返されるものなので、自分ではなかなか気づくことができません。

お友達にシェアする!

facebook  twitter  line

参考文献

TCHのコントロールで治す顎関節症 第2版
(著) 木野 孔司
医歯薬出版
2015/7/5

顎関節症 関連外部リンク

歯のかみしめおよび歯列接触癖(TCH)について
公益社団法人 神奈川県歯科医師会