顎関節症 顎関節症とTCH
英語
Temporomandibular disorders and TCH
もくじ
執筆者
TCHとは
TCHとはTooth Contacting Habitの略です。
上下の歯を接触させる癖のことです。
TCHの統計
顎関節症の患者さんの約8割にこのTCHが見られることがわかってきています。
正常な顎関節の位置
上の歯と下の歯の自然な状態は、安静にしている時、前歯が約1〜2mm、奥歯でも約0.5〜1mm程度のわずかな隙間があるのが、顎関節や周辺筋肉にとって楽な状態だと言われています。
TCHの傾向が強い方の特徴
TCHの傾向が強い方の特徴として、片方で噛む癖のある人、精密作業に従事している人が挙げられます。
顎関節症の要因
顎関節症の方の抱える要因として、片方で噛む癖のある人、不良姿勢の人、多忙な仕事の人が挙げられます。
TCHの特徴
TCHは顎関節症の発症に関わるだけでなく、症状が長引き治りにくくなることが確認されています。
TCHは無意識に繰り返されるものなので、自分ではなかなか気づくことができません。
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参考文献
TCHのコントロールで治す顎関節症 第2版
(著) 木野 孔司
医歯薬出版
2015/7/5
顎関節症 関連外部リンク
歯のかみしめおよび歯列接触癖(TCH)について
公益社団法人 神奈川県歯科医師会