HOME | リウマチ・膠原病 | リウマチ

リウマチ

リウマチは、自己免疫によって関節に炎症が起こった状態が慢性的に続くことで、関節機能障害が生じる病気です。

本来、ウイルスや細菌など、外部から侵入してきたものを攻撃する免疫が、自分自身の細胞を敵とみなして攻撃してしまいます。

この結果、炎症や障害が起きてしまいます。

これを、自己免疫疾患といいます。花粉症やアレルギーなども自己免疫疾患です。

なぜそうなるのかという原因は不明ですので、根本的な治療はありません。

したがいまして、病気で治療と称して行われている薬物治療は、リウマチを治すためのものではなく、痛みや炎症をおさえる対症療法です。

慢性関節リウマチでは、髄膜に炎症がおこり、関節が炎症を起こします。

炎症が慢性的に続くので、関節が破壊されて変形して、機能障害をきたします。

男性よりも女性に多いのが特徴です。


鍼灸院 整骨院 整体 針治療 カイロプラクティック リウマチ1

もくじ

・リウマチとは

・リウマチのパターン

・リウマチの原因

・リウマチの症状

・リウマチの初期症状

・リウマチの痛み

・リウマチの関節外の症状

・リウマチの胸膜・肺病変

・リウマチの神経病変

・リウマチの特徴

・リウマチの統計

・リウマチは何科を受診する

・リウマチのX線像

・リウマチの検査

・リウマチの治療

・リウマチの初期の治療

・リウマチの薬

・リウマチの手術

・体に優しい考察 リウマチ

リウマチとは

リウマチ

英語 Rheumatoid arthritis: RA

リウマチとは、関節を主として、運動器に痛みを起こすものをいいます。

リウマチ、またはリウマチ性疾患とよびます。

リウマチは原因不明の慢性的な全身の炎症性疾患です。

鍼灸院 整骨院 整体 針治療 カイロプラクティック リウマチ2

リウマチのパターン

①発症してから1年から2年程度で症状が寛解するタイプ。

②発症してから症状の悪化と改善を繰り返して、徐々に改善するタイプ。

③発症してから症状の悪化と改善を繰り返して、徐々に悪化するタイプ。

④発症してから症状の悪化が早いタイプ。

②と③が全体の多くを占めています。

リウマチの原因

リウマチの原因は不明ですが、心理的ストレスや薬害など様々な説がありますが、解明されていません。

また、リウマチはリウマチ性疾患として、様々な病態があり、非常に複雑なので、ひとくくりに考えられない部分もあります。

リウマチの症状

関節、腱鞘、滑液胞などの滑膜組織に炎症を起こし痛みます。

貧血、微熱、体重減少などの全身症状を伴うこともあります。

鍼灸院 整骨院 整体 針治療 カイロプラクティック リウマチ3

リウマチの初期症状

初期の慢性関節リウマチの場合の多くは、手や指などの比較的に小さな関節に症状が現れてます。

朝起きて使い始めに手がこわばって動かしにくく感じることがあります。

一か所の関節から痛みだすことがおおく、同時に数カ所の関節に痛み起こす場合もあります。

皮下結節という小さなこぶが、ひざやひじ、手首、指などの関節の外側にできますが、触ったり押したりしても痛みは感じません。

関節炎や腱鞘炎、ばね指などが現れてくることもあります。

リウマチの痛み

リウマチの痛みは、両方の手や指の痛みから始まることが多いです。

その後、ゆっくりと進行して、様々な関節や腱などが痛みます。

末期では骨も破壊されるので、全身が痛むこともあります。

鍼灸院 整骨院 整体 針治療 カイロプラクティック リウマチ4

リウマチの関節外の症状

貧血、リンパ節腫脹、眼病変、喉頭病変、リウマトイド結節、胸膜病変、肺病変、心病変、神経病変、血管病変、筋病変など

リウマチの胸膜・肺病変

胸膜炎、結節性肺病変、リウマチ性塵肺症、びまん性間質性肺繊維症など

リウマチの神経病変

多発性単神経炎、圧迫神経症、絞扼性神経障害、環軸関節脱臼など

リウマチの特徴

リウマトイド因子高値、腎障害なども多く見られますが、必ず合併する訳ではありません。

薬剤による副作用で腎臓障害を合併することも報告されています。

関節炎は左右対称の手や指の関節に多く、慢性的に経過する全身性の疾患です。

リウマチの統計

関節リウマチの罹患率は約5000人に1人か2人程度で、女性に多い疾患です。

リウマチは何科を受診する

リウマチは関節や骨が痛み、破壊され、手術が必要になる場合もあるので整形外科を受診するのが基本です。

痛みが強い場合はペインクリニックなどを受診する方もおられます。

お薬が使用できない方や、痛み止めが苦手な方、自律神経など心身の機能そのものを整えるアプローチを希望する方は、鍼灸や整体に通われる方もおられます。

リウマチのX線像

初期
X線透過性の低下
骨萎縮

中期
関節周辺のびらん
骨洞
関節狭窄

末期
関節破壊
関節亜脱臼・脱臼

リウマチの検査

関節リウマチの診断基準
1、3関節以上の圧痛または他動運動痛
2、2関節以上の腫脹
3、朝のこわばり
4、リウマトイド結節
5、血沈20mm以上の高値またはCRP陽性
6、リューマトイド因子(RF)陽性

以上6項目中、3項目以上を満たすものを早期のRAとします。
(日本リウマチ学会)

リウマチの治療

病院でのリウマチの治療目的は関節破壊の予防です。

リウマチの初期の治療

早期から積極的に薬物療法を行う傾向があります。機能障害がある部分には手術が行われます。

リウマチの初期の治療

慢性関節リウマチの根本的な治療、慢性関節リウマチを治すための治療はありません。

慢性関節リウマチの炎症を止め、痛みを緩和することが治療の目的です。

薬で炎症を止めることは、病気の進行を止めるとは限りません。

関節の拘縮を防ぐための運動療法や、バランスを保つための装具療法などがあります。

膝関節の問題を根本から改善しようとするならば、軟骨や水の状態だけでなく日常生活での使い方や癖、筋肉や血管への負担、精神的な緊張なども考慮しながら全身のバランスと自律神経の健全化に努めていくことが大切です。

リウマチの薬

薬物治療には、ステロイド薬、非ステロイド性抗炎症剤、生物学的製剤、疾患修飾性リウマチ薬などが使われます。

リウマチの手術

手術は、人工関節置換、滑膜切除術、脊椎手術、神経・腱の手術などが行われます。

体に優しい考察 リウマチ

整体で身体を整えて、鍼灸で自律神経のバランスを整えることで、心身の機能バランスを保ちます。

鍼灸院 整骨院 整体 針治療 カイロプラクティック リウマチ5

リウマチ 関連リンク

関節リウマチって、どんな病気?
中外製薬


リウマチはどんな病気?
あゆみ製薬

お友達にシェアする!

facebook  twitter  line