逆流性食道炎
逆流性食道炎 鍼灸 整体 鍼治療
英語
Reflux Esophagitis
もくじ
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逆流性食道炎とは
逆流性食道炎とは胃と食道の接合部の逆流を防止する仕組みが機能不全をおこし、
食道を傷害する性質性をもった胃の内容物が食道に逆流して、長い時間、食道内にとどまることで、不快な症状が出現し、
食道に損傷が起こるものを総称して胃食道逆流症と呼び、
この胃食道逆流症のうち、食道粘膜に境界の明瞭なびらんや潰瘍などの損傷が認められるもののことです。
胃と食道の接合部には、胃の内容物が食道に逆流するのを防ぐ仕組みになっています。
この逆流防止の仕組みが機能不全になることで逆流性食道炎は起こります。
不快な逆流症状はあるものの、食道粘膜に損傷を有しないものを、非びらん性胃食道逆流症と呼びます。
逆流性食道炎の内容物
胃の中には食物中の雑菌を殺菌し、蛋白質を分解する塩酸、ペプシンが分泌されています。
胆汁や膵液が十二指腸内から逆流して胃の中にとどまることもあります。
食事中にはアルコールや高浸透圧物質等が含まれることがあります。
上記の胃の内容物は、食道の粘膜を刺激して、胸やけ、呑酸などの逆流症状を誘発します。
胃食道逆流症
食道にびらんや潰瘍を形成する逆流性食道炎と、胸やけ、呑酸などの逆流症状は有するが、
食道の病変のない非びらん性胃食道逆流症を合わせて胃食道逆流症と呼んでいます。
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参考文献
逆流性食道炎は自分で防ぐ!
島田 英昭 (監修)
池田書店
2019/1/16 発売
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