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薬の副作用について

英語

Side effects of the drug

もくじ

・世界保健機構の薬の副作用の定義

・アレルギー(過敏反応)とは

・アレルゲンとは

・アレルギーを起こしやすい人

世界保健機構の薬の副作用の定義

「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」

アレルギー(過敏反応)とは

人体に細菌やウィルスなどの異物が取り込まれると、それを防御するために免疫と言う反応が起こります。

通常、炎症やそれに伴う痛み、発熱は有害なものを体内からなくすために必要なプロセスといえます。

アレルギーの場合はこの防衛反応が過敏に働きすぎることで必要以上の炎症が痛みや苦痛を伴う症状です。

アレルギーはあらゆる物質によって起こる可能性があり、医薬品の薬理作用などとも関係なく起こることがあります。

アレルゲンとは

アレルゲンとはアレルギーを引き起こす原因となる物質のことです。

内服薬、外用薬、医薬品の有効成分、薬理作用のない添加物などもアレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)となりえます。

アレルゲンとなり得る添加物の代表的なものは、タートラジン(黄色4号)、カゼイン、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウムなど)です。

アレルギーを起こしやすい人

体力が落ち抵抗力が低下していると、医薬品がアレルゲンになることがあります。

アレルギーには体質的と遺伝的要素もあります。生まれつきアレルギーを起こしやすい体質の人、アレルギー体質の人がいる家系の人は注意が必要といえます。

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関連外部リンク

Finding and Learning about Side Effects (adverse reactions)
Food and Drug Administration (.gov)

Drug Reactions - Side effects
MedlinePlus (.gov)

What are side effects?
National Institutes of Health (NIH) (.gov)