更年期の性ホルモン

英語

Monopause: Menopausal sex hormones

執筆者

井出貴之（鍼灸師）プロフィール

エストロゲン(卵胞ホルモン)は約30種類あります。

エストロゲン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)、などが主に働き、中でも、エストラジオールが最も強く働きます。

卵胞ホルモンは、排卵を起こしたり、女性器を発育させたり、皮膚や骨を丈夫にし、動脈硬化を防ぎます。

プロゲステロン(黄体ホルモン)は、子宮内膜を変化させて、妊娠を促進する働きがあります。

男性ホルモンには複数あり、一番多いのはテストステロンです。

テストステロンのほかに、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、ジヒドロテストステロン(DHT)などがあります。

男性ホルモンは精巣と副腎から分泌されます。

精巣からの分泌は年齢とともに減少します。

男性の性ホルモンは精巣と副腎から分泌されます。

女性の性ホルモンは卵巣と副腎から分泌されます。

更年期以降の性ホルモンは男女ともに主に副腎から分泌されることになります。

更年期ホルモンの変調を感じたら読む本
(著)森裕紀子
法研
2020年12月09日発行

東洋医学式女性のカラダとココロの「不調」を治す44の養生訓
(著)若林理砂
原書房
2015年11月10日発行