シンディング・ラーセン・ヨハンソン病

英語
Sinding-Larsen-Johansson Syndrome
もくじ
シンディング・ラーセン・ヨハンソン病とは
シンディング・ラーセン・ヨハンソン病とは膝蓋骨の下に疼痛、骨化、石灰化を呈する疾患です。
成長期の一過性の病気で、スポーツや運動などの負荷が、太ももの前側の筋肉を疲労させて、大腿四頭筋が固くなってしまいます。
大腿四頭筋は骨盤と膝のお皿に付着しているので、膝の曲げ伸ばしの際に膝蓋骨に繰り返しストレスが加わり膝が痛くなってしまいます。
オスグット・シュラッター病は脛骨と呼ばれる膝下の足の骨(脛骨粗面部)に痛みが出るのに対して、
シンディング・ラーセン・ヨハンソン病は、膝蓋骨と呼ばれる膝のお皿(膝蓋骨下端部)に痛みが出るので、痛みを感じる場所(圧痛部位)が若干異なるのが見わけかたです。
10才前後の男児に好発します。
筋腱骨付着部の石灰化、骨化、亀裂、剥離骨折、骨棘などの所見が見られます。
数ヶ月で自然治癒する報告があります。

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シンディング・ラーセン・ヨハンソン病の臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:
委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、足三里(あしさんり)、梁丘(りょうきゅう)、血海(けっかい)、湧泉(ゆうせん)、腎兪(じんゆ)、居髎(きょりょう)など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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関連外部リンク
Sinding-Larsen-Johansson Syndrome
KidsHealth
Sinding-Larsen-Johansson Syndrome
Cleveland Clinic
What is Sinding-Larsen-Johansson Disease? FAQ
Washington University Orthopedics