大腿四頭筋拘縮症
英語
Quadriceps contracture
もくじ
大腿四頭筋拘縮症とは
大腿四頭筋拘縮症とは風邪や発熱などで、解熱剤や抗生物質などを筋肉に注射されたことで、筋肉が瘢痕化して繊維組織に置換して、弾力性、伸縮性を失い、関節が稼動性を失って機能障害を生じた状態のことをいいます。
「筋拘縮症」の病名が用いられています。
大腿四頭筋が硬くなると、骨盤と大腿骨のバランスも崩れて腰部への負担も増し、腰痛に繋がります。
また、健全な運動機能が変化し、基礎体温の低下にもつながることで、免疫力低下などの原因になることもあります。
大腿四頭筋拘縮症の型
大腿直筋型
大腿直筋が瘢痕化する病態で、うつ伏せて膝を屈曲すると、股関節が屈曲して尻上がりになる。
広筋型
中間広筋、外側広筋が瘢痕化する病態で、膝の屈曲障害が起きる。
混合型
直筋型と広筋型の両方の病態を兼ねる。
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大腿四頭筋拘縮症の臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:
委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、足三里(あしさんり)、梁丘(りょうきゅう)、血海(けっかい)、湧泉(ゆうせん)、腎兪(じんゆ)、居髎(きょりょう)など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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関連外部リンク
Congenital contracture of the quadriceps muscle - PubMed
National Institutes of Health (NIH) (.gov)
CONTRACTURE OF THE QUADRICEPS MUSCLE
boneandjoint.org.uk
Quadriceps Contracture as a Result of Multiple Intramuscular Injection
JAMA Network