腸脛靭帯炎
英語
Iliotibial Band Syndrome (ITBS)
もくじ
腸脛靭帯炎とは
腸脛靭帯炎とは太ももの外側を覆う腸脛靭帯がスポーツなどで使い過ぎて炎症を起こした障害です。
長距離ランニングなどで痛めたり、休み明けでコンディションが整っていない状態で使い過ぎて起きたりします。
階段や坂道を下りる時に太ももの外側に痛みを感じます。
痛みを感じたら、運動を控えて休息することが大切です。
最初はアイシングで安静にして、痛みが緩和してきたらストレッチやマッサージなどの保存療法をしていきます。
腸脛靭帯炎症について
腸脛靭帯は、大腿筋膜張筋と大腿骨大転子から派生して、脛骨粗面のGredy結節と呼ばれる部分の外上方に付着します。
筋・筋膜・靭帯の緊張が高まることで、腸脛靭帯と大腿骨外側上顆の摩擦によって炎症が起きるのが腸脛靭帯炎です。
成長期の子供の場合、骨の長軸が急激に成長するのに対して、筋・腱・靭帯の発育が不十分な状態で、運動することで、腸脛靭帯の炎症を起こしやすくなります。
腸脛靭帯炎の鑑別診断
外側半月板損傷
大腿骨外側顆軟骨損傷
膝蓋軟骨軟化症
大腿二頭筋腱炎
膝窩筋腱炎症
など
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チャイルド・コンディショニング 身長を伸ばす整体
腸脛靭帯炎の臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:
委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、足三里(あしさんり)など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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関連外部リンク
Iliotibial Band Syndrome
Cleveland Clinic
Iliotibial Band Syndrome
Cedars-Sinai
Iliotibial Band Syndrome
Physio-pedia