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膝蓋靭帯炎・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

膝が痛い

英語

Patellar ligamentitis
Patellar tendonitis (jumper's knee)

もくじ

・膝蓋靭帯炎・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)とは

・ジャンパー膝の発生機序

・ジャンパー膝の外的因子と内的因子

・ジャンパー膝の発生部位

・ジャンパー膝の臨床症状

膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)とは

膝蓋靭帯炎はジャンパー膝とも呼ばれ、バレーボール、バスケットボール、走り幅跳びなどのジャンプをすることの多いスポーツで多く見られる、使いすぎ症候群です。


膝蓋靭帯炎はひざのお皿の下の部分の靭帯が炎症を起こして痛みを感じます。

動き始めの時に痛みを感じやすく、使っているうちに、からだが温まり、痛みがましになることがあります。


ひざのお皿の下に痛みを感じるようになってきたら、使いすぎのサインです。

痛みが治るまで、運動量を減らして休養するようにします。

膝蓋靭帯炎の予防としては、日頃から大腿四頭筋を鍛えることがあげられます。

Osgood Shlatter 病や、Sinding Larsen Johansson 病も、広義のジャンパー膝に含まれると考えることができます。

膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)とは

ジャンパー膝の発生機序

生理的許容範囲を、超える外力が加わり続けることで組織破壊が起こり、組織修復が終わらないうちに、新たな外力が加わり、変性・破壊が進行性する。

ジャンパー膝の外的因子と内的因子

外的因子
スポーツの種類、期間、量、強度、環境

内的因子
性別
膝アライメント
膝関節の不安定性
膝蓋骨高位
反張膝
脛骨粗面の位置
など

ジャンパー膝の発生部位

膝蓋骨の膝蓋腱近位付着部

大腿四頭筋腱遠位部

脛骨粗面の膝蓋腱遠位付着部

ジャンパー膝の臨床症状

第一期
膝蓋骨腱付着部で活動後に痛みを感じる
ジャンプやランニングは可能

第二期
運動開始時に痛むが、ウォーミングアップ後に痛みはマシになる

運動後に痛みを強く感じる

第三期
痛みが慢性的に持続する
パフォーマンスが低下する
歩行だけでも痛みをかんじる

第四期
膝蓋腱の部分もしくは完全断裂

ジャンパー膝の臨床症状

チャイルド・コンディショニング

健全な成長を促す整体を提供しております。

チャイルド・コンディショニング 身長を伸ばす整体

膝蓋靭帯炎・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)の臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:

委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、足三里(あしさんり)など。


※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。

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関連外部リンク

Patellar Tendonitis (Jumper's Knee)
Johns Hopkins Medicine

Patellar tendinitis - Symptoms & causes
Mayo Clinic

Jumper's Knee (for Parents)
Nemours KidsHealth