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膝の病気

膝が痛い

英語

Knee disorder

もくじ

・ひざの痛みがある時考えられる病気

・膝の痛みの画像検査でわかる病気

・膝の痛みの関節液検査でわかる病気

・ひざの病気と血液検査

ひざの痛みがある時考えられる病気

一般

変形性膝関節症

慢性関節リウマチ

痛風

偽痛風

半月板損傷

靭帯損傷
(内側側副靭帯損傷、外側側副靭帯損傷、前十字靭帯損傷、後十字靭帯損傷)

ひざへバーデン

全身性エリテマトーデス

使いすぎ症候群

膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)

腸脛靭帯炎

鵞足炎

膝蓋前粘液包炎

習慣性膝蓋骨脱臼・亜脱臼

膝蓋軟骨硬化症

たな障害

膝関節関節ねずみ

膝蓋骨脱臼

成長期のひざの痛み

成長痛
膝内症

オスグッド・シュラッター病

扁平足

膝の痛みの画像検査でわかる病気

膝の画像検査では、主にX線撮影が行われます。X線写真にはっきりと映るのは骨の状態のみです。

正常な膝関節なら、大腿骨と脛骨の骨頭がそれぞれ厚さ3から4ミリの関節で覆われ、骨と骨の間は厚さ約6から8ミリの隙間が移ります。

変形性関節症の場合、関節軟骨がすり減るため、隙間が狭くなったり、変形したりして移ります。

関節軟骨が減ると、骨と骨が直接触れるので、骨棘と言う尖った小さな角のような骨や、骨堤という堤防のような盛り上がりができます。

また、骨と骨のぶつかる部分が白く映った場合は、骨が硬くなってしまう骨硬化症の疑いがもたれます。

膝の痛みの画像検査でわかる病気

膝の痛みの関節検査でわかる病気

正常

色: 無色透明か薄い黄色
濁り: 透明
粘度: 強
白血球数: 0-200ml
その他:なし

変形性膝関節症

色: 黄色かこはく色
濁り: 透明
粘度: 中
白血球数:200-2,000ml
その他:軟骨片

慢性関節リウマチ

色: 無色か薄い黄色
濁り: 半透明か白く濁る
粘度: サラサラ
白血球数:5,000-60,000lm
その他:リンパ球やリウマチ細胞

痛風

色: 白色か黄色
濁り: 混濁
粘度: 中
白血球数:2,000-100,000ml
その他:尿酸ナトリウム結晶

偽痛風

色: 薄い黄色
濁り: 半透明か混濁
粘度: 中
白血球数:1,000-50,000ml
その他:ピロリン酸カルシウム結晶

半月板損傷等の外傷

色: 赤
濁り: 混濁
粘度: 中
白血球数:2,000ml以下
その他:軟骨片や赤血球

ひざの病気と血液検査

膝の痛みの血液検査では、化膿性関節炎、関節リウマチ、痛風、偽痛風などの確定をします。

赤血球の増加、血沈亢進、CRP陽性などの症状が見られます。

リウマチの人の血液中には、リウマチ因子と言うタンパク質があります。リウマチ因子の検査で陽性になっても、必ずしもリウマチであるとは限りません。

全身性エリテマトーデスや肝臓病の方でもリウマチ因子が陽性になることがあります。

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関連外部リンク

Knee pain
Mayo Clinic

Knee Injuries and Disorders
MedlinePlus (.gov)

Patellofemoral pain syndrome - Symptoms and causes
Mayo Clinic