小児の膝変形
英語
Pediatric knee deformity
Angular Deformities of the Lower Limb in Children
Genu Valgum
Knock Knees
もくじ
小児の膝変形
小児のひざの変形でよく見られるものは、Ｏ脚とＸ脚です。
O脚とは、両方の膝が外側に丸くわん曲して、左右の足をくっ付けても、左右のひざのがくっ付かない状態です。
左右の足をくっ付けた状態で、左右のひざの内側（内側顆）の距離を測ってO脚の程度を調べます。
X脚はO脚の逆の状態です。
膝が内側にわん曲して、左右の膝をくっ付けても、左右の足がくっ付かない状態です。
左右の膝をくっ付けた状態で、左右の足の内側の出っ張り（内果）の距離を測ってX脚の程度を調べます。
小児では下肢のアライメント（O脚・X脚）が年齢により変化します。
一般的な小児の下肢のアライメント
2〜3才 内反（O脚）傾向
3〜5才 外反（X脚）傾向
小学生 成人のアライメントに近くなる傾向
一見Ｏ脚やＸ脚の子供でも、生理的な範囲内であれば、完全な成長と共に整っていくので、あまり心配する必要はありません。
生理的範囲を超えたO脚やX脚の子供のなかには、注意が必要な疾患もあります。
小児の膝変形性の分類
生理的O脚
Blount病
軟骨無形成症
骨幹端異形成症
偽性軟骨無形成症
Focal fibrocartilaginous dysplasia
くる病
骨端線損傷
など
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チャイルド・コンディショニング 身長を伸ばす整体
小児の膝変形の臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例：
梁丘（りょうきゅう）、血海（けっかい）、湧泉（ゆうせん）など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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