化膿性関節炎
英語
Purulent arthritis
Septic arthritis
もくじ
化膿性関節炎とは
化膿性関節炎とは、黄色ブドウ球菌などの感染により、関節が炎症を起こして化膿し、関節の変形が進む病気です。
化膿性関節炎の原因菌は、黄色ブドウ球菌の他に、連鎖球菌、肺炎球菌などがあります。
化膿した関節炎はひざ関節に多く見られますが、全身の関節でも見られます。
感染源の菌は普段から身のまわりによくある菌ですが、免疫力などが低下すると感染しやすくなります。
ひざ関節に多く見られる原因は感染経路にあります。
病院でひざ関節に、痛み止め、水を抜く、ヒアルロン酸注入などの注射の傷から侵入して感染して化膿することがあります。
化膿性関節炎の症状
菌が感染して関節が炎症を起こすので、熱感、発赤、痛みがあらわれます。
細菌感染症なので、発熱、倦怠感、食欲不振などの全身症状もあらわれます。
悪化すると、関節内に水や膿みがたまります。
さらに悪化すると、関節軟骨や骨が破壊されて、関節の変形性がすすみます。
ひざの可動域が低下して、ひどい場合は関節の曲げ伸ばしができないくらいにかたくなってしまいます。
化膿性関節炎の治療法
化膿性関節炎は細菌感染症している菌を死滅させるための抗生物質が主な病院での治療法です。
抗生物質でも治らないばあは、手術して、化膿している細胞を切除して、患部を洗い流して膿みを取り除くこともあります。
化膿性関節炎の臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:
梁丘(りょうきゅう)など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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関連外部リンク
Septic Arthritis
Johns Hopkins Medicine
Septic arthritis - Symptoms & causes
Mayo Clinic
Septic Arthritis - StatPearls
National Institutes of Health (.gov)