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関節鼠(かんせつねずみ)

膝が痛い

英語

Joint mouse
Loose Body
Loose cartilage

もくじ

・関節鼠(かんせつねずみ)とは

・関節鼠の症状

・関節鼠の検査

・関節鼠の治療法

関節鼠(かんせつねずみ)とは

関節ねずみとは、関節の中に剥がれた軟骨や骨のかけら(関節遊離体)が動き回る症状です。


関節ねずみは、骨軟骨骨折、骨軟骨腫、遊離性骨軟骨炎などでみられる症状です。

骨軟骨骨折は交通事故やスポーツなどで転倒し、ひざを強打して、ひざ関節の骨や軟骨が骨折してはがれるものです。

骨軟骨腫はひざ関節の滑膜に腫瘍ができて、その腫瘍が硬化してはがれるものです。

遊離性骨軟骨炎は、ひざ関節の骨の組織が栄養不足で壊死してしまい、その組織に隣接する関節軟骨とともにはがれるものです。

関節鼠(かんせつねずみ)とは

関節鼠の症状

関節鼠(関節遊離体)がねずみのようにチョロチョロ動き関節の隙間にはまり込むと、関節にひっかかるような感じがしたり、痛みをおこしたりするため、関節をスムーズに曲げ伸ばしできにくくなります。

関節鼠の検査

大きめの関節鼠の場合、関節鼠の位置によっては関節を触診すると関節遊離体を感じることができることがあります。

ひざ関節をX線撮影すると、軟骨のかけらや骨のかけらが映るので、関節鼠を確認できます。

関節鼠の治療法

関節鏡を使って関節鼠を除去する。

関節鼠が大きい場合は、切開手術して、元の位置に戻して固定します。

関節鼠の臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:

委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、足三里(あしさんり)、梁丘(りょうきゅう)など。


※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。

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