子供の頭痛
英語
Child headache
Headaches in Children
子供の頭痛
まずは当院の整体と小児針で様子を見てからでも遅くないのでは?
頭が痛いのには必ず原因があります。
成長期の子供にとって一番大切なことは、心身の発育の健全化です。
薬物治療で症状を消すのはリスクがあります。
先ずは当院の整体でカラダを整えて、小児針で自律神経の乱れを安定させてみてからでも遅くないのでは?
当院では、実際に多くの頭痛の患者さんが薬を使わずに改善しています。
頭痛の非薬物療法
①誘発要因(まぶしい光やチョコレート、訪れると頭が痛くなる場所、会うと頭が痛くなる人など)があればそれを避けます
②睡眠時間、十分な睡眠が頭痛の改善には必要です
③規則正しい食事、適度な運動や十分な水分補給など、生活リズムを少しずつ改善していきます
④家庭、学校、習い事等における社会的な心理ストレスの把握少しずつおこないます
子供の頭痛の種類
風邪や発熱の症状があるときには、多くの子供が頭痛を経験しています。
風邪などの症状がない場合にも、偏頭痛や緊張型頭痛などの症状を訴える子供が増えています。
ご家族の中で頭痛を起こしやすい方がいる場合、子供でも、偏頭痛の可能性が高いです。
偏頭痛になりやすい子供の特徴
偏頭痛は遺伝性が強いと言われていますが、もともと真面目で几帳面で良い子
緊張型頭痛は、思春期にストレスなどの影響で、慢性緊張型頭痛になる場合があります。
子供の頭痛の原因
頭痛は、一次性頭痛と、二次性頭痛に分けられます。
一次性頭痛は、原因となる病気が見つかりにくい頭痛です。
コンピューターに例えると、ハードではなく、ソフトのほうに不具合があるといった、例えが当てはまります。
従いまして、レントゲンやMRIなどでは原因の特定に至らないのが一般的です。
医療機関を受診する頭痛の患者さんの9割以上がこの一次性頭痛と言われています。
二次性頭痛は、原因となる病気がある頭痛です。
コンピューターに例えると、ハードに不具合があるといった例えが当てはまります。
従いまして、レントゲンやMRIなどでは、器質的な損傷や障害が見つかるケースです。
医療機関を受診する頭痛の患者さんの3から4%程度が二次性頭痛と言われています。
子供の偏頭痛は遺伝が関係する可能性
子供が偏頭痛の場合、家族に頭痛持ちの人がいる割合は約80%と言われています。
特に母親が偏頭痛を持っている場合、子供にも偏頭痛の症状が現れやすいと言われています。
注意が必要な子供の頭痛
子供の前兆のある頭痛には注意が必要です、見ようとするとその部分が黒くぼやけ、その黒くぼやけた周りがキラキラ光っている(閃輝暗点)と言われる症状があります。
脳底方偏頭痛では、前兆として、てんかん発作に似た症状が現れることがあります。
病院の検査では原因がわからない
ほとんどの頭痛は、病院の検査では原因が分りません。
偏頭痛や、緊張型頭痛の場合、レントゲンやMRIなどの画像検査を行っても器質的な異常を画像から特定する事はほとんどできません。
頭痛が長引く場合には血圧や血液、尿検査など全身の検査をするのが一般的です。
薬を使わない治療で良くなることもあります
頭痛で薬物治療が必要なのは、激しい頭痛や、仕事や学校に行けないほど度々起きて生活に支障がある場合の頭痛です。
特に子供の頭痛は、偏頭痛や緊張型頭痛であれば、非薬物療法で良くしていくことが第一選択です。
子供の頭痛の心理的対応の基本
お子様へ
①頭痛はしばらく続くので、頭痛があってもまずはできることから始めましょう
②今日からまず、家族の1番身近な人に思ったことをストレートに言えるようになろう(少しずつでもいいので)
③日記を書いて頭痛の様子と日常生活思ったことなどを書き込むとストレスが軽減されることもあるよ
親御様へ
①頭痛は治りにくく、鎮痛剤は効かないことが多いので、気長に経過を見てあげましょう
②思ったことを言語化できない子供は、強い頭痛が続くことがあります。本人が気持ちを吐き出せる環境をなるべく整えてあげましょう。
③親切心から根掘り葉掘り聞くよりも、親は黙って見守ってあげることがとても有効です。
④子供が反抗的になる事は、自我の形成の証です。頭痛回復のいっぽと捉えてあげましょう。
頭痛の薬物治療に使われる薬
子供の頭痛の場合、非薬物療法で良くしていくことが望ましいです。
やむを得ず薬物治療をしていく場合、まず使用するのは、風邪の時に使用する解熱鎮痛薬です。解熱鎮痛剤はイブプロフェンとアセトアミノフェンが使用されます。
12歳以上の子供の場合は、トリプタンが使用される場合もあります。スマトリプタン点鼻薬はトリプタンの1種です。
病院の治療は、薬物治療がメインとなるため、薬を出されるのが一般的です。ですがその副作用に対する説明はあまりなされません。
病院を受診して薬物治療を受けると、約半数の子供の頭痛は起きなくなると言われています。
病院が頭痛に効くと言う「効く」の意味は頭痛が軽減すると言うことだけに焦点を当てた言葉で、病気そのものが、頭痛そのものが根本から治ると言う意味ではありません。
ですから、薬物治療によって頭痛が起きなくなったと言われる子供でも、季節によって頭痛が現れたり、思春期に重症の頭痛に陥ったりすることもあるようです。
薬物治療は、頭痛の症状は一時的に消せたとしても、多くの見えない副作用を生む可能性が高まります。
薬の副作用が頭痛といった、本末転倒の治療が延々と行われている場合もあります。子供の頭痛の薬物治療は、本当の頭痛の原因が見えなくなるリスクも含んでいるのです。
まずは病院で脳に器質的な問題がないか確かめてから
子供の頭痛の薬物治療を始める前にぜひ当院を受診し整体や小児鍼を試すことをお勧めいたします。
頭痛の予防薬について
偏頭痛の予防薬には大きく分けると、カルシウム拮抗薬、H1受容体拮抗薬、三環系抗うつ薬、抗てんかん薬などがあります。
予防薬と聞くと、さほど強くないイメージがありますが、どの予防薬にも副作用と重度の副作用があります。
どのような予防薬でも、長期間使用することによる副作用の弊害は避けることができません。
頭痛
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関連外部リンク
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Mayo Clinic
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Johns Hopkins Medicine
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