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聴覚と顔鍼


聴覚と顔鍼

英語

Hearing and facial acupuncture

聴覚と顔鍼

五感のうち4つの感覚が頭部で生じます。視覚、聴覚、嗅覚、味覚をつかさどる器官が頭部にあります。

皆さんの中で耳を動かせる方はおられますか?犬や猫の、野生の動物の中には耳を動かして音を拾う事(聴力)を助けるものがあります。

聴覚と顔鍼


人間はこの耳を動かす筋肉をあまり使わないでも生きていけるので耳を動かすことができない人が多いのではないでしょうか。

聴力が衰えても補聴器などで補えるのて、最後まで耳周辺の筋肉を使わない方がほとんどではないでしょうか。

ほとんどの方は、この耳を動かす筋力が低下してしまっているのです。

耳の周りには側頭筋や翼突筋等があります。最も耳を動かす筋肉は耳介筋(じかいきん)です。

耳介筋は浅頭筋の一種で、乳様突起というところから耳介根部(耳介内側面下部)に停止して、耳を後ろに引く役割をします。

ちなみに耳介筋の支配神経は後耳介枝・側頭枝支配です。

実はこの耳を動かす動作はリフトアップに繋がります。

耳を動かせる人に動かしてもらうと分かりますが、耳を動かした時、耳だけでなく表情筋全体が上に持ち上がります。

これは前頭筋や後頭筋など頭の筋肉と連動して頭皮がカツラのように動くからです。

頭部の筋肉で顔の筋肉や皮膚を引っ張り上げる構造です。

つまり、リフトアップには顔の筋肉だけでなく、頭部や耳周りの筋にアプローチすることが大切なのです。

機能が退化してしまった筋肉に顔鍼や頭鍼をして、刺激を与えたり、EMSで鍛えることが可能です。

リフトアップさせる筋肉を刺激して活性化させる事で、たるんでしまった頬を若返らせることが期待できます。

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関連外部リンク

Efficacy and safety of acupuncture therapy for nerve deafness: a meta-analysis of randomized controlled trials
National Institutes of Health (.gov)

Acupuncture treatment for COVID-19-associated sensorineural hearing loss and tinnitus
Oxford Academic