呼吸と顔鍼
英語
Breathing and facial acupuncture
呼吸と顔鍼
顔には生命維持に不可欠な機能である呼吸系の入り口があります。
口や鼻は呼吸するためには欠かせない主要器官です。
私たちは寝ている時も起きている時も、運動している時も、病気で伏せている時も、絶えず呼吸し続けています。
口周辺や鼻周辺に問題を生じると、呼吸量も微妙に変化してしまいます。
例えば口に口内炎が生じて口が痛くてなかなか口を開くことができなかったり、顎関節が痛くて口を開くことができなかったりしても、活動時の呼吸に支障が生じてしまいます。
反対に、鼻が詰まっていて口が開けっ放しの状態では喉を傷めてしまいます。
顔鍼は口や鼻の免疫系にも働きます。針は生体にとっての侵害物質と捉えることができます。生体は侵入してきた針を異物とみなし、免疫系を活性化させて、患部に白血球を送り込もうとします。
呼吸器系の入り口に働きかけて、健全な状態を保とうとする作用を促す効果が期待できます。
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関連外部リンク
Acupuncture for dyspnea and breathing physiology in chronic respiratory diseases: A protocol of a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials
National Institutes of Health (.gov)
Acupuncture for Breathlessness in Advanced Diseases: A Systematic Review and Meta-analysis
ScienceDirect