網膜剥離
英語
retinal detachment
網膜剥離
網膜剥離は、網膜色素上皮と神経網膜の間に水分が溜まり、神経網膜がはがれる病気です。
網膜に栄養補給をしているのは、網膜の裏にある脈絡膜と言われる膜です。脈絡膜から栄養を受け取り、代謝を促しているのが、網膜色素上皮細胞です。
網膜剥離が起こると、脈絡からのエネルギー供給がなくなり、神経網膜の細胞は栄養不足となり機能不全となります。
網膜剥離は、日本では、約10,000人から15,000人に1人の割合で起こると言われています。すべての年代に起きます。10代から20代と50代から60代に発症のピークが認められます。
多くの網膜剥離は、網膜に裂孔や裂け目ができて起きるもので、裂孔原性網膜剥離と呼ばれています。
非裂孔原性網膜剥離は、眼球内に腫瘍や炎症が原因で起こるものと、高血圧、糖尿病、腎臓病など他の病気の続発で起きるものがあると言われています。
裂孔原性網膜剥離は20代と、50代以上に多く、近視の強い人、網膜剥離の家族がいる人は、通常に比べて発症しやすい傾向があると言われています。
また事故や怪我などで目をぶつけ発症するケースもあります。
幼児や子供でも、特に未熟児で生まれた場合、小児期に網膜剥離になる可能性が高いと言われています。
さらには、重度のアトピー性皮膚炎の人に網膜剥離を起こすケースが増えています。
あまり問題視されていませんが、ステロイド緑内障と関連しているのではないかと考えています。
当院では、整体で骨格や筋肉を整え血流や神経のシナプスを健全化する治療を提供しています。
また、鍼灸治療により、自律神経のバランスを整えることにより目だけでなく全身の自律神経を整える治療を提供しています。
網膜剥離の鍼灸、整体、マッサージ
臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:
睛明(せいめい)、承泣(しょうきゅう)、魚腰(ぎょよう) など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
よくある質問
- 週どれくらい通ったらいいですか?
- 症状にもよりますが、最初は週2回程度で、症状が治まってきたら、週1回、2週間に1回と徐々に減らしていきます。
- 病院の治療も続けてもいいですか?
- もちろんです。治療は病院の点眼薬と併用しておこないます。
- 子供でもみてもらえますか?
- はい、当院は子供の健全な代謝の促進にも力を入れています。
チャイルド・コンディショニング
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関連外部リンク
Retinal Detachment
National Eye Institute (.gov)
Detached Retina
American Academy of Ophthalmology
Retinal Detachment: Symptoms & Causes
Cleveland Clinic