咀嚼筋腱腱膜過形成症 問題点
英語
masticatory muscle tendon-aponeurosis hyperplasiar problem
もくじ
執筆者
TMD口腔顔面領域の問題について
当院の臨床は、根本的原因に基づいた医療を前提に、Temporo-mandibular disorders (TMD)および片頭痛等についての最近の広く国際的に認知されている科学的な治療法や、古くは新中国の中医学、日本古来の鍼灸法の優れた点等を考慮した、本院独自の自然で心身に負担のかかりにくい方法で一人ひとりの患者様によりそうかたちで行われています。
口腔顔面領域の疼痛疾患に関する一般的な認識と経験を基礎にした、心身全体の包括的な診断と治療が実現されるための一助となれれば幸いです。
咀嚼筋腱腱膜過形成症
こんな症状はTMD・口腔顔面領域の問題
顎関節症は10代から20代の女性に多く見られます。
開口障害は顎関節症という診断枠の中でひとくくりにされてしまい、咀嚼筋 腱・腱膜過形成の概念は無く、顎のかみ合わせの調整のための歯科矯正や、顎関節の手術、咀嚼筋の切断手術、痛み止め等の投薬等がおこなわれています。
それでも、回復しない患者様には、脳神経外科、精神科、心療内科等で精神安定剤等の処方を受けたり、ペインクリニック等で痛み止め、消炎鎮静剤、筋弛緩剤(きんしかんざい)等の治療をつづけているものの、一向に回復の兆しが見えずにいる方も少なくないようです。
Temporo-mandibular disorders (TMD) 主な症状は、あごを動かす筋肉(咀嚼筋=そしゃくきん)や耳前下部にある顎関節の違和感と、口が開きにくいなどの運動障害です。その他、片頭痛や腰痛等が併発するケースが多く見受けられます。
要因 TMD・口腔顔面領域の問題
通常、症状は一時的なもので、しばしば周期的に現れます。
症状が起きる背景には、これまでのわるい噛み合わせ(不正咬合)が深く関係していると言われてきましたが、最近の研究はこの考えに異議を唱えているものもあります。
現時点では精神的あるいは身体的ストレスが顎関節症の原因となったり、あるいは発症後に症状を持続させる要因になっているのではないかと考えられています。
これらには、仕事や家庭でのストレス、不適切な姿勢、睡眠障害、習癖、心理・感情的問題、無理なダイエット、不摂生等が含まれます。
咀嚼筋腱腱膜過形成症 Q&A 関連リンク
咀嚼筋腱・腱膜過形成症
中川駅前歯科クリニック
咀嚼筋 腱・腱膜過形成
横山歯科医院
参考文献
自分で治せる! 顎関節症 木野 孔司 (監修)
講談社 2014
施術者
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