自閉症スペクトラム

英語

autism spectrum

Autistic Spectrum Disorder ASD

自閉症スペクトラム(Autistic Spectrum Disorder)ASD

自閉症スペクトラムとは精神障害の診断と統計マニュアル第5版における、神経発達症（Neurodevelopmental disorder）の分類です。

自閉症連続体、自閉症スペクトルなどともよばれます。

以前からの広汎性発達障害（PDD-NOS）、

自閉症（Autism）、

アスペルガー症候群（Asperger Syndrome）、

小児期崩壊性障害（CDD）などの各疾患は、

自閉症スペクトラム(Autistic Spectrum Disorder)ASDとして再定義されました。

①「社会性の障害」対人関係の形成

②「言語コミュニケーションの障害」ことばの発達

③「想像力の障害」変化を嫌う

自閉症スペクトラムをともなう児童のうち約半数は知的障害を、三割はてんかんを併発しているデータが報告されています。

原因については不明とされていますが、子供が自閉症スペクトラムになるリスクを増大させる要因がわかっています。

①妊娠中の抗鬱剤(うつの薬)であるSSRIの服用

②妊娠中のてんかん薬であるバルプロ酸ナトリウムの服用

③にきび治療薬のイソトレチノインの使用

などが報告されています。

自閉症スペクトラムの治療は他の神経発達障害(Neurodevelopmental disorder)同様に治療法は存在しません。

ゴールとしては、患者様のQOL生活の質の向上と、家族のストレスを軽減することです。

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