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癌性腹膜炎

Carcinomatous peritonitis

執筆者

井出井出 貴之(鍼灸師)プロフィール

癌性腹膜炎

<癌性腹膜炎の概念>

がん性腹膜炎は腹腔内の癌細胞が進行して末期になると、がん細胞が脱落したり、転移したリンパ節が大きくなり、腹膜にがんの結節ができ腹膜が炎症をおこした状態です。

癌性腹膜炎

<癌性腹膜炎の疫学>

癌性腹膜炎は死亡原因の上位を占める悪性腫瘍です。

<癌性腹膜炎の原因>

原因は不明です。

がん細胞が腹腔内に播種されておこります。

手術のときに腫瘍をつき破らないようにするのが重要です。

リンパ管経由で腹膜にがん細胞の結節ができるばあいもあります。

<癌性腹膜炎の症状>

腹水、悪心、嘔吐、発熱、呼吸困難、腸閉塞、腹痛、鼓腸などの症状があります。

癌性腹膜炎の原因

<癌性腹膜炎の一般的な治療>

痛みなく過ごすことができるような療法や、腹水の減少を考えた治療など。

<癌性腹膜炎の予後>

予後は不良です。
腹水を減少させ、痛みなどを減らす治療が対症的におこなわれています。

癌性腹膜炎の一般的な治療

癌性腹膜炎の鍼灸、整体、マッサージ

臨床で使用する経穴(ツボ)の例:

氣海(气海)(きかい)、鳩尾(きゅうび、はとのお)、三陰交(さんいんこう)など。

※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。

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参考文献・引用

消化器病学基礎と臨床
浅香 正博
西村書店
2013/10/1 発売

癌性腹膜炎 関連外部リンク

Peritoneal carcinomatosis
National Library of Medicine

Primary peritoneal cancer | Ovarian cancer
Cancer Research UK

Peritoneal Cancer
Sinai.