膀胱炎
英語
Cystitis
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膀胱炎とは
膀胱炎とは尿の中に細菌が増えることで、膀胱粘膜に炎症を起こし、
刺激されることで、頻尿や排尿痛などの症状が起こる症状です。
膀胱炎の原因
膀胱炎は自律神経失調症などで免疫力が低下しているときに細菌感染することで生じます。
トイレで排尿や排便を済ませた後、ペーパーで後ろから前ふくと膣や尿道に細菌が入りやすいため、前から後ろへ向くようにします。
性交渉前後は男性も女性も清潔に保つように心がけます。
膀胱炎の治し方
膀胱炎の多くは、十分に水分を取り、尿をたくさん出すことで膀胱の中の細菌を洗い流すことができるので、そのまま安静に過ごすことで治っていくのが一般的です。
尿検査で最近が確認されなくなってもまだ症状が残ることがありますが、この場合膀胱の粘膜に若干の炎症があるための症状だと思われます。
膀胱炎と抗生物質
抗生物質を使うと、膀胱炎の原因金以外の細菌も殺してしまいます。
この場合カンジダ膣炎などの感染症にかかってしまうこともあるので注意が必要です。
腎盂腎炎
膀胱炎の細菌感染が尿管を通腎臓まで広がってしまうと腎臓が炎症を起こし高熱を伴ってしまいます。
繰り返す膀胱炎
膀胱炎を頻繁に繰り返す方は、自律神経失調症からくる疲れや冷えが関係する場合があります。
鍼灸や整体で心身のバランスを整えることも選択肢の1つです。
膀胱炎の鍼灸、整体、マッサージ
臨床で使用する経穴の例:
腰の膀胱兪(ぼうこうゆ)、腎兪(じんゆ)、次髎(じりょう)など。
腹部の水分(すいぶん)、陰交(いんこう)、中極(ちゅうきょく)、水道(すいどう)など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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参考文献・引用
間質性膀胱炎・膀胱痛症候群診療ガイドライン
(著)日本間質性膀胱炎研究会、 日本泌尿器科学会
リッチヒルメディカル
2019年06月01日発行
眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話: 自律神経のギモンを専門医がすべて解説!
(著)日本文芸社
ワニブックス
2020年02月22日発行
自律神経失調症 膀胱炎 関連外部リンク
非細菌性膀胱炎
徳島県医師会
Cystitis
NHS
Cystitis
Department of Health, State Government of Victoria, Australia