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瘈脈(けいみゃく) |

英語
Triple Energizer(TE)18
Qimai(Spasm Vessel)
瘈脈(けいみゃく)
手の少陽三焦経18
Triple Energizer (Triple Heater TH) Meridian of Hand-Shaoyang
瘈脈
けいみゃく
keimyaku
取穴部位
角孫穴と翳風穴の間を三等分し、下から1/3の位置。
乳様突起の前方のくぼみに取る。指先で軽く押すとズーンと響く感覚があり、深層の緊張が浮かび上がる。
筋肉
後耳介筋(耳の後ろを軽く動かす表情筋の一部)
運動神経
顔面神経
知覚神経
大耳介神経
血管
後耳介動脈
主治
- 耳の閉塞感、耳鳴り、感音性難聴
- 側頭部の頭痛、こめかみの重だるさ
- めまい、ふらつき感
- 耳周囲の神経過敏や、外耳炎の初期症状
- 精神的ストレスによる耳の圧迫感や側頭緊張
名前の由来(語源)
「瘈」は“狂”や“けいれん”を意味し、「脈」は気血の流れを指す。
つまり**「瘈脈」とは、脈の狂いが生じる場所**であり、神経的な興奮や混乱がここに現れるとされた。
特に、過度なストレスや情報過多により「耳を塞ぎたくなる」「叫びたくなる」といった現代的症状に結びつく。
このツボは「聴覚の過敏」や「頭の中が騒がしい」といった、**内なる“けいれん”の反応点**と見なすことができる。
臨床的応用と特徴
- 現代人特有の「情報疲労」により頭が締め付けられるような感覚に効果的。
- 感覚過敏型の聴覚症状に対し、精神的な沈静を目的に使用される。
- パニック障害や不安発作で耳に圧を感じる人に反応点として現れることもある。
心身へのメッセージ
現代の「瘈」は、体のけいれんではなく、**情報に振り回される“心のけいれん”**。
瘈脈に触れるということは、その**過敏に傾いた神経のリズムを正す**ということ。
静寂が必要なときに音が溢れ、安らぎが欲しいときにニュースが流れ込む。
瘈脈は、そんな“無意識のノイズ”を鎮めるスイッチである。
このツボに息をゆっくり吹き込むように意識を向けることで、
「本当に聴くべき声」が、耳の奥から静かに立ち上がってくる。

→顱息(ろそく)
←翳風(えいふう)
→足の少陽胆経
←手の厥陰心包経
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