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消濼(しょうれき) |

▶ 消濼は、語られなかった想いをそっと水に還す“癒しの川口”。
それは、静かでありながら確かな“解放”である。
英語
Triple Energizer(TE)12
Xiaolou(Dispersing Riverbed)
消濼(しょうれき)
手の少陽三焦経12
Triple Energizer (Triple Heater TH) Meridian of Hand-Shaoyang
消濼
しょうれき
shoreki
取穴部位
臑会(じゅえ)穴と清冷淵(せいれいえん)穴のちょうど中間、
上腕後外側の上腕三頭筋外縁に沿う凹み。
上腕の輪郭が浮かび上がるように腕を軽く後方へ伸ばして取穴すると確実。
筋肉
上腕三頭筋(外側頭)
運動神経
橈骨神経(主に上腕〜前腕伸筋群を支配)
知覚神経
後上腕皮神経
血管
中側副動脈、上腕深動脈

主治(臨床応用)
・上腕後外側の重だるさ、疲労感、打撲や筋肉疲労
・肩から腕にかけての神経痛や筋肉の緊張緩和
・目の疲れや耳鳴りなど、頭部の気滞が上腕に影響したもの
・怒りや悲しみが体に留まり、肩や腕に現れた時の放流点
▶ 気が詰まり、熱がこもり、言葉にならぬ想いが腕に現れるとき、
それを“流し去る”道がここにある。
名前の由来(オリジナル解釈)
「消」は解けて散る、滅すること。
「濼(れき)」は浅く静かな流れや泉を意味する。
つまり、「消濼」とは、
**身体に滞った“気の熱”や“感情の澱”をそっと溶かし、流す静かな水辺**を示している。
▶ 熱くなった言葉を飲み込んだその夜、
この場所に手を当てると、心が一滴ずつ冷えてゆく。
精神的・象徴的意義
・自分の中にある「怒り」「悔しさ」「焦り」などを、
無理に消すのではなく、“流れ”にして放つ経穴。
・呼吸を深め、腕を意識しながら、静かにこの穴に触れることで、
“言葉にならない感情”が少しずつ形を変えていく。
▶ 川は怒らない。
ただ静かに流れてゆく。
消濼は、心の川を取り戻す場所。
臨床応用の組み合わせ
・気滞と怒りを伴う肩こりには:消濼+天井+肩井+肝兪
・感情の余熱による不眠や頭重には:消濼+百会+神門+風池
・腕の疲れ、筋緊張には:消濼+曲池+手三里+外関
セルフケア・養生法
・一日の終わり、静かな場所で呼吸を整えながらこの穴を押す。
・「今日、我慢したことは何だったか?」と心の中で問いながら3回ほど深く押す。
・湯上がりや、寝る前の“感情のリセットボタン”として効果的。
詩的表現
・「消せない過去は流せばいい。
そのための淀み、それが消濼。」
・「心の中の熱い涙が、ここから静かに流れ出す。」
・「叫びたかったけど、黙ってしまった日、
この場所にその声が宿っている。」
・「腕の痛みの奥に、言葉にならなかった何かがいる。」
→臑会(じゅえ)
←清冷淵(せいれいえん)
→足の少陽胆経
←手の厥陰心包経
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